悲しみの彼岸に

 

ああ

 

悲しみが大好きだ

 

悲しみの後に広がる青空が

 

大好きなんだ

 

 

 

う~ん

 

別れも大好きだ

 

別れの後に巡ってくる出会いが

 

大好きなんだ

 

 

 

どうして

 

別れて

 

また出会わなきゃいけない?

 

 

 

どうして

 

人生をまたいで

 

再会しなくちゃならない?

 

 

 

この繰り返しは

 

一体何なんだ?

 

 

 

一万年前は

 

か弱き君も

 

今じゃあたくましい女

 

大好きだぜ

 

 

 

出会いと別れ

 

それは

 

息が

 

君のスペースの中に入ってきて

 

そして出ていく

 

それと同じこと

 

 

 

去る者は

 

また来たる

 

 

 

死するものは

 

また生まれる

 

 

 

どうして

 

こんなこと

 

繰り返さなきゃいけない?

 

 

 

本当に大事なものは

 

失いようがない

 

 

 

本当に大事なものは

 

得ることもない

 

 

 

そんな

 

身もふたもないような真実を

 

嫌という程

 

腑に落とすため

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に大事なものは

 

いつも

 

ここにあるんだ

 

 

 

それは

 

決して

 

失いようがないんだ

 

 

 

誰かに

 

出会おうが

 

別れようが

 

 

 

それは

 

 

 

ここにある

 

 

 

本当に本当に本当に

 

素敵なものは

 

変わらず

 

ここにある

 

 

 

それは

 

言葉を変えて言うのならば

 

君自身のこと

 

 

 

ここに鎮座している

 

君のこと

 

 

 

 

 

 

 

 

変わらないと言いつつも

 

それは

 

深くなる

 

 

 

出会いと別れを越えて

 

それは

 

深くなる

 

 

 

喩えて言うならば

 

ただの光が

 

だんだんと

 

虹色のアスペクトを帯びるようなもの

 

 

 

海はどこまでいっても海なのに

 

その味わいが深くなる

 

 

 

愛なる君が

 

深くなる

 

 

 

愛は

 

深くなる

 

 

 

迷いに迷った君が

 

帰ることで

 

愛は深くなる

 

 

 

だから

 

迷わなきゃ

 

はじまらない

 

 

 

 

 

 

別れはただの踏み石だ

 

悲しみはただの踏み石だ

 

もちろん

 

溺れたくなるものわかる

 

人間だもの

 

別れは悲しく切ない

 

でも

 

それは踏み石なんだ

 

 

 

本当の君を知るための

 

 

 

君が誰なのか

 

知るための

 

 

 

君は

 

別れようがないって

 

ガツンと知るための

 

 

 

そうだ

 

君は

 

君とはお別れできないんだぜ

 

恐ろしくないか?

 

 

 

弱っちい君

 

情けない君

 

避けて通れないんだ

 

 

 

どんな君からも

 

君は逃げられない

 

 

 

だから人は

 

悲しみにしがみついてしまうのだろう

 

自分自身から逃げるために

 

 

 

でも

 

それは

 

実は

 

愛から逃げているのと同じこと

 

 

 

さあ

 

いつまでゲームを続けるだろう?

 

 

 

確かに神には無限の時間がある

 

だから

 

いつまでも君を待つ

 

本当に納得するまで

 

どこまでも待つ

 

 

 

君が

 

君になるまで

 

いつまでも待つ

 

 

 

さあ

 

悲しみを道具として使う季節だ

 

踏み台だ

 

ジャンプ台だ

 

ジャンプ!

 

ジャンプ!

 

 

 

ジャンプしたら

 

どこに行くのかって?

 

 

 

ここです

 

 

 

ここ

 

 

 

ここに

 

 

 

ありのままの君が

 

 

 

どしっと

 

鎮座しているんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しみの彼岸を往く君に

 

愛と祝福をこめて

 

光平

 

 

 

 

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