誰が笑っているのか?
陽子が光平の近くに立って
何かを話している
光平がニコニコしていると
陽子が言う
「なにが面白いん?」
陽子には
光平がニヤニヤしているように見えるらしい
光平からすると
ただ笑みがこぼれているのだと説明する
「一緒にいるだけで笑えて
君は本当に幸せだね!」
と陽子
そんなこと考えたこともなかったから
そう言われてみればそうか
と思う光平でした
笑み(えみ)というのは
自然とこぼれるものですよね
陽子を見ていると
まるで孫を見ているような気持ちになるのです
こういったことは
実に自然に起きることですね
Oshoがブッダについて話している講話で
確かこんな趣旨のことを言っていました↓
『笑いが起きるとき
笑っている人はそこにいない
ただ笑いは起きる
笑いが起きたとき
誰が笑っているのか?観てごらん』
そんなことをブッダが言ったとかなんとか
という話です
この言葉を読んだとき
よくわからないな〜と思っていましたが・・
今では
全くその通りだな と思う今日この頃です
実は笑いだけではなく
本来はあらゆる人間としての活動がそうなのです
たとえば呼吸
誰が呼吸しているのかというと
呼吸している人は誰もいません
ただ呼吸が起きています
でも
無理やり意図的に
呼吸をすることもできるでしょう
そのとき
そこには呼吸している人がいます
笑いも同じですよね
本来
自然に起きるものが笑いなのに
無理やり作ることもできるわけです
それは作り笑いと呼ばれますが
人間は自分に何かを強制することを
あまりに慣れてしまっていますね・・
そんな不自然さに疲れ果てて
人は心の学びなどの探究にくりだすわけです
自然に展開していく
ありのままの人生に戻ろうと・・
★
お読みのあなたはいかがでしょう?
一緒にいるだけで
自然と笑顔になれる人と一緒にいてますか?
もしそうだとしたら
陽子の言うようにホント幸せですよね
もしそうでないとしたら・・
それはとても苦しい状況でしょう
ただ多くの人は
『苦しい』っていうことを
自分にゆるしていないようにも見受けられます
苦しいってわかっちゃうと
それこそ離婚したくなるかもしれない
まわりに迷惑がかかるかもしれない
だから
本当は苦しいのだけれども
ないことにして
平気なフリをして毎日を生きていくのです
お気持ちはよくわかります
変化するのは怖いですよね
でも
実は「くるしい」って認めても
その先がどうなるかはまた別の問題なのです
まずは
「くるしさ」がそこにあることを認めましょう
それを実際に感じることを
自分に許可しましょう
そして
声に出して
「くるしい」って言いましょう
誰かに聞いてもらわなくてもよいのです
自分一人でも吐き出すのです
すると・・・
何かがふっとゆるんで
それだけで自然と笑えるようになるかもしれません
もし誰かに聞いて欲しいのだとしたら
お花に打ち明けることをオススメします
「お花さん
私はなんかくるしいんだよね・・
聞いてくれてありがとう」
そうしたら
お花はあなたに
何て返してくれるでしょう?
あなたの心がゆるむと
お花がどこか笑っているように見えてくるでしょう
命というのは
全然深刻ではないのです
いつも存在の奥底には
笑いのエネルギーがあります
ここに存在していることを
お花は喜んでいるのです
あなたの存在の奥底にも
笑いが潜んでいます
人生で起きていることを
アハハーって
こんなことになっちまったかーって
笑って見ているのです
・・・
深刻になるのは
人間の頭です
ハートの奥の命は
笑っているのです
もちろん命は
真剣に今を生きています
でも深刻ではありません
頭の深刻さに気がついたとき
おっといけねーと
今に戻ってきましょう
あなたを流れる命は
あらゆる人間体験を真摯に味わい尽くそうとしています
しっかり食べ尽くして
ごちそうさまー!と
笑顔で手を合わせられますように
あなたの愛の旅路に
祝福をこめて
光平
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floweringセラピー®協会代表 ツインセラピスト
21歳年上のパートナー陽子と、ツインセラピストとして真実の愛を伝えている。今ここにある真実や愛を広く伝えたいというアツい想いで活動中。独自の世界観にファンも多い。元高校英語教師。
ホームページ 『floweringセラピー®』
個人ブログ 『あなたはだぁれ?』

