男の本音,  違いを知る

女性には理解しがたい男性マインド

光平

 

突然ですが・・

『ソクラテスと奥さんのお話』

聞いたことありますか?

ソクラテスといえばギリシャの哲人です

 

論理的な問答を使って

人々を真実へと導いていたのですが

 

政治家たちに疎まれて

民衆を堕落させた罪を着せられて

毒杯を飲まされ処刑をされました

 

彼は論理性ぶっちぎりで

典型的な 男性マインドの持ち主 です

 

そんな彼は

感情に共感することに乏しかったせいか

奥さんと仲が悪かったのだそうです

 

そんな奥さんですが 彼が処刑される場面では

泣いて悲しんだんだというのです

 

その奥さんの姿を見て

ソクラテスは疑問に思うわけです

 

「君はどうして泣いているんだ!

 君は僕のことを嫌っていたんじゃないのか!?」

 

これが典型的な

男性マインドのあり方ですね~

 

女性としては

言っている意味が分からない人もいるかもしれません

 

女性性は共感力に優れ

どんなに小さな命であっても

与えられた生命を大事にするもの

 

たとえ嫌っている人であろうと

身近な誰かが殺させるという場面においては

悲しくなるもの・・・

 

でも

論理マインドの男性は

それが理解できないんです!

 

 

パートナーシップでこんなことはないですか?

 

女性のあなたが悲しくて泣いているとき

 

彼にこんなことを言われたことがあるかもしれません

「なんで泣いているの?」

 

女「だって、こういう状況で○○なんだから~

 そりゃあ悲しいよ~」

男「ふーん、そうか、君は悲しいんだね」

女「(え!それだけ・・・?)」

 

こういう体験をすると

「この人は私のことをわかってくれないんだ」と

女性がだんだんと心を閉じていったり

お別れに至ることになってしまいますよね・・・

 

ここで言いたいのは 良い悪いの話ではなく

 

性質として男性マインドっていうのは

感情の共感ができないっていうこと

 

男は冷たいとか

そういうことではなく

 

単純に 分からないんです

 

なんで泣いているのか

理由を説明してくれって思うんですね~

 

 

最近の男性は

女性性が育っている人も増えていますから

女性に共感できる人も増えてはいるでしょう

 

でも根本のところでは

女性の気持ちは 言われなきゃ男には分からないもの・・・

 

「泣いて気がつくんじゃあ遅いのよ!」

って女性は思うかもしれませんですが

泣いていても分からない・・ ということが

起きているかもしれません

 

 

余談ですが

ソクラテスさん自分の処刑が決まってから

ワクワクしてきます

 

「肉体が自分なのか確かめるチャンスだ!」と思ったのだそう

 

自分が肉体ではないのだとしたらば

肉体が死んでも自分は死なないのだから

私は悲しむ必要がない

 

もし自分が肉体なのだとしても

死んだら悲しむことができないのだから

それでよし

 

そして 毒杯を仰ぎながら実況中継をします

 

「今、足の感覚がなくなってきた・・・
   それでも私の意識はある・・・

 今、手の感覚がなくなってきた・・・
   それでも私の意識はある・・・

 今、だんだんと喋るのが難しくなってきた・・・
   もう私は話せないだろう・・・

 それでも『私』はここにいる・・・」

 

そうやって弟子に実況中継を聞かせながら

お亡くなりになったのだそう

 

そこまで

真実・真理・正しさにこだわるのが

男性性なんですね

 

これが

女性性には愚かさ以外の何物にも見えないという・・

 

男と女の溝ですな

 

 

男と女の溝は 

まずは お互いの性質を理解することが大事です

 

お互いを変えようとせず

調和して一緒にいる術を磨いていきましょう

 

溝を超えて生きたいと願う全ての人に

愛と祝福をこめて

光平

 

 

 

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