彼が涙を堪えてしまう訳
光平
今半年コースで
自分を癒すために奮闘しているMさん
この方なんと男性♪
今や半年コースにも
男性が増えてきて嬉しい今日この頃です😀
さて
このMさん
誠実に自分と向き合って頑張っているのですが・・・
ひとつ長年の困った癖を持っています
それが
つい涙を我慢してしまうこと
セッションでも
いいところまでぐ〜っと涙の泉が登ってくるのですが
多くの場合我慢して止めてしまうのです
しかし先日
どうして涙を我慢してしまうのか
その理由がだんだんとわかってきたのでした
実は父親との関係だったのです
Mさん曰く
昔子どもの頃の話
父が酒を飲むと
昔話をしながらよく泣くのだそう
酒癖が悪く
酔って母に水をぶっかけたり
そんなひどい父を間近で見て育ったMさん
子ども心に
「こんな父のようにはなるまい」と思ったのです
感情を露わにして
乗っ取られて正気をなくした姿を見て
「みっともないよ・・」と恥ずかしく思っていたのです
ゆえにMさんは
父を反面教師として
涙は流さない
そして
酒も飲まない
父のように
怒りをぶつける人間にもなるまい
無意識にそのように思いながら大人になったのでした
これは結構よくある話で
親を反面教師として
人は反対側に振れてしまうもの
たとえば
怒りっぽい親の子は
自分は怒りを出さないぞと
抑圧に走る
すると
ここぞの場面で
自分のパワーを発揮して生きるのが難しくなってしまう
また
いつも泣いて弱い親のもとで育った子は
自分がしっかりしなきゃと強くなる
しかし弱さを見せて甘えるのが苦手になってしまうのです
お読みのあなたは
似たようなことはありませんでしたか？
このような長年の癖は
卒業するまで多少の時間がかかります・・
どうやって長年の癖を卒業するのか？
Mさんの例でお話します
「涙を流すことは
みっともないことじゃないよ」
ということを
じっくりインナーチャイルドに教えていくのです
実際
大切な人が亡くなったり
悲しいことが起きたとき
人は泣くのが自然なことです
涙そのものは
全然悪いことではないのです
でも
涙に飲まれて
我を忘れて人様に迷惑をかけるとしたら
確かにそれはみっともないことでしょう
それでも
涙というのは
本来とても美しいものです
なぜ
涙が美しいのか知っていますか？
涙の川がしっかりと流れていったらば・・・
その後必ず
温かい太陽のような想いがやってくるのです
大切な人を失った涙を
しっかり味わい尽くした後
たとえばこんな想いが湧いてくるでしょう
「出会ってくれてありがとう」
「あなたとの学びを活かして
私は強く生きていくね」
「わかれても
ずっと愛しています」
そんな晴れ晴れとした景色を
涙は連れてきてくれるのです
結局涙は
本当の想い＝愛にたどり着くためのプロセスなのです
泣き慣れていない人は
少しずつでもいいので
”泣いても大丈夫”という体験値を増やしていきましょう
そして
泣いた後に
素敵な景色が広がることを
何度も体験してください！
『涙の数だけ強くなれるよ』
というのは一抹の真実です✨
感情というのは
理屈だけではどうにもならないところがあります
感情の抑圧のしすぎや
逆に巻き込まれてしまうなど
感情の問題を抱えている方は
ぜひ一度ワークショップなどにお越しください
一緒にワークしながら
感情に少しずつ慣れていきましょう
では
今日のお話が
あなたの愛の旅路の何らかの参考になったら幸いです🌷
最後までお読みいただき
ありがとうございましたm(_ _)m
光平
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floweringセラピー®協会代表 ツインセラピスト
21歳年上のパートナー陽子と、ツインセラピストとして真実の愛を伝えている。今ここにある真実や愛を広く伝えたいというアツい想いで活動中。独自の世界観にファンも多い。元高校英語教師。
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