愛は今ここにある,  男と女

女が安心していたら男は素直になる

陽子

「男性の分離の痛みは 母親から産まれたときの寂しさからきていて

それで女性を求めるんじゃないの?」

 

と 光平に伝えたところ

「そうかもしれないね」と返ってきました  

 

お母さんのお腹にいるときは 

いつも一緒だったのが

 

お腹から出たとたん

「お母さん」と「僕」という分離ができます  

 

お母さんのいろんな様子を見て

不安になったり 怖くなったり

 

もし もらえるのは条件付けの愛情だけだったなら

安心を感じられなくて

分離の悲しみを持ち続けているのでしょう  

 

どうしたら認めてくれるの?

どうしたら僕と一緒にいてくれる?  

 

そんな少年の想いは大人になった時に

他者への強い承認欲求で表れてきます  

 

女とて満たされない想いを抱えたまま

母親になるのだから

 

母から息子へと繰り返される分離感を

誰を責めることもできないです  

 

女性は 自らが母親になることで

子どもから一心に必要とされること 

愛されることを 体を通して体感するので

 

母になることで 痛みを越えていく人も多いと思うのです  

 

でも 男性が 子どもと繋がりを体を通して感じることはないでしょう

 

まして子育てに男が関わらなかった世代には

子どもとの繋がりも希薄でしょう  

 

なので

分離の痛みがある男性は

無条件に一緒にいてくれる女性の存在を求めます  

 

分離の痛みがまだ癒されていないときは

これが歪んだ形で表現されて

 

男は女が離れていかないように

「保護」と「支配」を繰り返すでしょう  

 

僕が君を守ってあげるよ その代わり 

僕の言うことを聞くんだ  

そんなエネルギーですね  

 

かといって 

自らは自由でいたいから

女性が一緒にいて欲しがると 束縛を恐れて逃げます  

 

構って欲しいけれど 干渉はされたくない

めんどくさいですね~(笑)

 

そんな男性多いと感じませんか?

 

   

 

無条件に一緒にいてくれること

本当に一緒にいること

これは とても奥が深い話です  

 

そして これが わたしたちが一番伝えたいことです  

 

女性はふたりの未来や ふたりの関係をわかりたがるけれども

 

一度 そういう思考を脇において

ただ目の前の彼と一緒にいてみませんか?  

 

ただここに一緒にいることを 

リラックスして楽しむ

 

女が安心してここにいれば

男は安心して自分を開いていくでしょう

 

素直になって気持ちを話してくれるでしょう 

 

二人でただ黙って景色を眺めているだけでいいんです  

 

相手がリラックスしていたら 

それは伝わるもの

 

ふたりでリラックスできれば 

それだけで心地いいですよね♡  

 

関係をつくることを焦らないで

未来の結果を追い求めないで

 

まずは 今ここに一緒にいましょう    

 

ご縁あって出会っているのです  

 

今という瞬間を一緒にわかちあうことができたなら

自然とお互いの痛みは癒されていくでしょう      

 

 

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