言いたいことは最初から分からなくていい
光平
夫婦っていうのは
相手がいながら
自分を深めていくものですよね
たとえば男女のカップルで
「さあ、お腹すいたしご飯でも行こうか～」ってなったとしてね
最初は「何食べたい？」「何でもいいよ」なんて
お互い言うでしょう
繁華街とか行っていろんな店を見つつ
女「このお店どう？」
男「俺 中華の辛さダメなんだよ」
女（そういえばこの人そうだったな・・・）
（なんでもよくないじゃない）
そして他の店を見つつ
男「ここのラーメンどう？」
女「私 最近ラーメン食べないことにしてるの」
男（そういえばダイエットかなんかやってな・・・）
（なんでもよくないじゃないか）
男女「じゃあ さっき通ったカレー屋に行こうか？」
なんていう風に
最初はお腹すいてるだけで
ご飯は何でもいいと思っていたのが
ふたりで話していろんな店見てるうちに
どうやら何でもいいわけじゃないことが判明して
二人ともが楽しめる店に絞られていく・・・
こんなふうに
人間って最初は自分がどうしたいのか？
（もしくは二人がどうしたいのか？）
っていう事がわかっていなかったりします
最初からよくわからなくてOKで
ふたりで話し合っていくうちに だんだんと掘り下げられて
お互いが心地いいところに落ちついていくものです
それができることが
望ましいパートナーシップですね
上の例は 食事の軽い話だったけど
心のことや感情など深い話だとしても同じことです
最初は自分のニーズや何を言いたいか？が
あんまり分からなくていいので
感じていることをシェアしながら
お互いの心地いいところを二人で発見していきましょう
たとえば
（最近、なんか冷たいな～）って
相手に感じてるとき
つい
（そんなこと言ってもどうしようもないしな・・・）って飲み込んで
まず自分で整理してから話そう・・・ってなっちゃうけど
そうじゃなくて
なんとなくで感じているフィーリングを正直に伝えてみるのも
ありですよ
女「最近 なんか冷たくない？」
男「そうか～？忙しいだけだよ」
※やっぱりそう言うと思ったち～んで終わるのではなく
もうちょっと食い下がる
女「それはわかってるんだけど
やけにしゃべらなくない？ なんかあったの？」
男「そうか？ 別になんにもないけど
キミはどうして欲しいの？」
女「それはよくわかんないんだけど・・
なんか寂しいなと思って・・」
男「ふ～ん どういうところでそう感じるの？」
女「そうだなぁ 最近返事しないことがあるじゃない？」
男「・・そうだっけ？！」
女「そうだよ ラインしても返事ないしね」
男「あれは返事が欲しかったんだね
じゃあ、なんでもいいから何か言えばいいってこと？」
女「うーん・・ でも反応はして欲しいよ」
男「『あ』でも『い』でも言うよ」
女「そんなんじゃなくて『わかった』とかでいいじゃない」
男「そうか そんなんでいいんだな
じゃあOKってスタンプでもいいんだろ？」
・
・
なんて感じで 話すことができれば
冷たく感じて寂しかったところが言えて
女性の方もちょっとほっとするのではないかと思います
ということで
あまり深刻に考えず 素直な気持ちをさらっと伝えましょう！
二人で話し合ううち
自分が相手にどうして欲しいのか？
そして どこまで相手は対応できるのか？
っていうことが
だんだんと明らかになっていくでしょう
パートナーシップっていうのは
ひとりで答えを見つけ出すものじゃないんですね
中途半端でもいいから
違和感があるときはまず
相手にボールを投げる ことが大事
そして お互いに自分がどうしたいのか
話をしながらクリアにしていく
そんな会話ができることが理想ですね
相手が心無いような返事をしてきた！的なところで
ち～んとなって塞ぎ込むのではなく
何かを返して食いついていきましょう
答えが出るかどうかよりも
ふたりでこうやって話せることそのものが
ふたりの愛を深めていくわけです
みなさんのパートナーシップが深まることを
願って
愛と祝福をこめて
光平
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floweringセラピー®協会代表 ツインセラピスト
21歳年上のパートナー陽子と、ツインセラピストとして真実の愛を伝えている。今ここにある真実や愛を広く伝えたいというアツい想いで活動中。独自の世界観にファンも多い。元高校英語教師。
ホームページ 『floweringセラピー®』
個人ブログ 『あなたはだぁれ？』
