感情はエネルギーです。
感情にいいも悪いもなくて、
湧き上った時に感じることができたなら、流れていきます。
どんな感情も体験されたがっています。
でも人はネガティブな感情を感じたくなくて、
感じないように抑えこみます。
抑えた感情は、体の中に押し込まれて
肉体を緊張して固めることになります。
頭痛、胃痛、肩こり、腹痛、足の痛み・・・
体の痛みは、抑圧した感情エネルギーの塊なのです。
抑えてきた感情を適切に解放してあげられれば、
体の痛みも自然とほどけていきます。
またネガティブな感情を抑えていると、
嬉しい、楽しいというような
ポジティブな感情も感じにくくなります。
生きる歓びや幸せ、そして愛までも
感じられなくなってしまうのです。
感情を感じることは、怖いことではありません。
自分に湧き上がるいろんな感情を体験しましょう。
感情を感じることは現代人にとって、
難しいことになっています。
なぜなら、日常生活の多くの時間を考えているからです。
考えている時、感情を感じることはできません。
とはいえ、いきなり感情を感じることは
ハードルが高いことです。
まずは日々、五感を意識するところから始めましょう。
音が聞こえている時、匂いに気づいている時、
わたしたちは自分の感覚と繋がっています。
まずはリラックスすることが大切です。
感情を解放しようと力むとうまくいきません。
一人になって安心できる空間を確保します
ゆっくり深呼吸して、体の感覚を意識しましょう。
そして、体から感じることと繋がっていきます。
リラックスしてここにいると
感情があることに気づくでしょう。
体の痛むところ、なんとなくモヤモヤする感じなどに
目を閉じて優しく寄り添います。
浮上してくるときは、
今のあなたならもう感じても大丈夫!というサインです。
子供のころから我慢してきたものを
大人のあなたが感じてあげましょう。
決してそれらを排除しようとせず、
変えようともせず、
ただそれがそこにあることを許してあげます。
あなたがその存在を受け入れることで
だんだん緩んでいくでしょう。
そこが言いたいことは何でしょう?
今のあなたが、黙って見守ってあげることができたなら、
自然と言いたいことが浮上して、
解き放たれていくでしょう。
涙が流れるのなら、
止めないで流してあげましょう。
もし言いたいことを言えたなら、
痛みは嘘のように消えて感情も流れていきます。
あなた=感情ではないんです。
あなたの中に感情のエネルギーがあるだけだから、
安心して感じてください。
抑えていたものが出ていったなら、
軽やかさや爽やかさを感じることでしょう。
痛みが笑いや愛に変わります。
本来のあなたの優しさ強さが、動き出します
どんなつらい感情もすべては
愛を知る道に繋がっているんです。