『不純性自体が想像上のものであり、
想像することが不純なのだ。』
（ヨーガ・ヴァーシシュタ）
たとえば
過去あった失敗を思い出し
自分はどうしようもないやつだと落ち込む
または
未来のことを心配して
やっぱり自分には無理だと動けなくなる
なんであれ
『苦しみ』というのは
頭の想像によって生まれるものだ
確かに
過去あなたは失敗したかもしれない
しかし
頭がそれを思い出さないかぎり
今この瞬間何の問題があるだろう？
たとえ思い出したとしても
そこに巻き込まれなければ
なんの苦しみも生まれない
もしあなたが
苦しみから根本的に卒業したいのであれば
このことを心底理解する必要がある
出来事は確かに起きた
そのことを
何度も思い出しているのは
自分の頭
自分自身の”想像”によって
自分自身が苦しむ
なんという自作自演であろう
しかし
このことがよくわからない季節においては
セラピーだとか
コーチングだとか
祈祷だとか
自分が惹かれる手段を用いて
苦しみを軽くすることに取り組むことになる
なんであれ
あなたが「これがいい！」と思うものが
その時点で最高の道だ
それをやり続ける中で
どんどん魂の不純性が薄れていく
どんどん苦しみが減ってくる
それで楽に生きれているなら
それでOKだ
しかしどういうわけか
それじゃあ納得できない季節がくる
なぜなら
いっとき楽な時期があっても
またあるとき苦しくなってしまう
この交互に苦楽が繰り返されることに
心底うんざりしてくるのだ
人は言う
「あ〜 それが人生ってやつだよ」
しかし
魂の季節がある段階にくると
「いや・・ どうも納得できない」と言い出すのだ
卒業のシーズンだ
『不純性自体が想像上のものであり、
想像することが不純なのだ。』
これが腑に落ちたら
あなたはもう苦しまない
そのためには
普段から思考そのものと距離を取る必要がある
何か困ったことが起きて
苦しんだときだけ
「はい これは想像です」
というわけにはいかない
普段からちゃんと今ここにいて
自分のエゴの動きを見ること
普段から
自分のあらゆる想像に溺れないように
自分を律すること
これはとても単純なことだが
これをやり遂げるだけの”情熱”をしっかり持つこと
君ならできる
できるんだよ
今までできなかったのは
「やる！」と決めなかったから
苦楽のアップダウンで悩んでいるなら
変に妥協しないで
ちゃんと決めるんだ
俺は卒業する と
昔から言うように
思考を見よ
すると
それは消える
ここには
なんの種も仕掛けもない
今ここにあるとき
あなたは光
あなたは愛
本当の私の光が
あらゆる想像の闇を追い払う
まずはマインドレベルでもいい
「思考の中に真実はない」
これを徹底すること
なぜなら
真実は言葉にできないのだから
言葉を手放したとき
あなた が 真実なんだ
想像を手放そう
想像なしに目を開けたとき
なんと景色の綺麗なことか
ちなみに付け加えると
想像することが欲望を作り出す
そして欲望が苦しみを作る
欲望のないところに
苦しみはない
欲望を手放すには
想像を手放すこと
つまり
思考を手放すこと
思考が
本当の私と関係ないと
しっかり見抜くこと
人は言う
「今まで私は失敗してきた・・
本当に今度は大丈夫かしら・・」
いいんだよ
ぶっ倒れたら
また立ち上がればそれでいい
でも
立ち上がる度に
再び決意するんだ
どうか
想像を信じ込まないで
真実は
あなたは一度も穢れたことがない
この旅路の結末はすでに決まっている
最後に
愛は勝つ
あなたのハートの愛が
あなたを最後の最後まで導く
苦しみから卒業するあなたへ
愛と祝福をこめて
光平