もっと何かあるんじゃないか?
もっと何かあるんじゃないか?
そう思って
人はがんばる・・
でも
達成してまた思う
何も得ていない
・・・
実はこれが真実だとしたら?
どうする?
・・・
そのとき座るんだ
さあ
今にくつろごう
やさしい夜が
あなたを包みこむ
もう何を得ることもない
何を失うこともない
そのままでいいんだ
沈黙の音が
聞こえるだろう?
オーーーーーム
オームがあなたを包みこむ
あなたがオームだったのだ
夜はやさしい
すべてをゆるしている
かくして
物語は終わる
もはや神とあなたの間に
何も置く必要はない
師匠 恋人 本や動画などの言葉たち
それらは道だった
もう辿るべき道は終わり
あなたは懐かしい我が家にいる
あなたがホームだったのだ
ただくつろごう
今を味わおう
この今を慈しもう
平和な静寂と
穏やかな喜びが
今あなたを満たす
一旦家に帰ってみて
あなたは思う
何も知る必要がなかったのだ と
今まで一体何を
こんなにもがんばってきたのか と
今あなたの目は
一体何を見ているでしょうか?
空の深さに感動し
心が打ち震えるとき
あなたは
あなたという存在の深さを見ている
お花の可憐さ
その美しさに感動するとき
あなたは
あなたという存在の美しさを見ている
存在するすべては
あなたが誰かを教えてくれている
あらゆるすべてが
あなたの先生
もちろん苦々しいレッスンもある
本当の私から逸れているとき
必ずなんらかの苦しみがやってくる
それはサインだ
お家に帰っておいでと
神が呼んでいる
結局起きるすべては
祝福
ある兄弟が言った
「あなた方は
いいことが起きたときだけ
神に感謝する
悪いことが起きたとき
神に感謝しない
それが過ちなのだ」
いいも悪いもなく
すべてはただ起きる
一つ一つ味わうとき
すべて
人生という長い協奏曲として
美しく輝き出す
あるいは狂想曲として
おかしさを醸し出す
あなたという存在の中心
命は
あらゆるすべてを慈しんでいる
ただ気づくだけ
ただ思い出すだけ
今この瞬間
命はあまりに自然で
美しい
あなたの今に
祝福をこめて
光平