あなたは愛なんだ

 
あなたは人間じゃない

 
人間であると同時に

人間じゃない

 
目を覚ませ

 
あなたは愛だ

 
あなたはタケシじゃない

 

サトシでもない

 

あなたに名前はない

 

もちろん名前もあなただが

名前が生まれてきたその源があなただ

 

 
 
 
 
 
あなたはすべて

 

すべてという言葉は誤解を生じる

 

すべて

というのは

何もないという意味だ

 

音を見守ること

 

音を聞き守り

その音がどこから生まれてきたのか

しっかりと耳を澄ますんだ

 

音は何て言っている?

 

愛って言っている

 

 

 
その音がもっとも感じやすいのは

個人の”名前”だ

 

 
 
 
 
 
ゆえに昔から

名前を呼ぶことが一つの技法だった

 

名前は3つの要素で成り立っている

文字 と 音

 

そして

名前が指し示す”それ”

 

お母さんという言葉がお母さんであり

 

お父さんという言葉がお父さんだ

 

母という言葉も

父という言葉も忘れ去ったとき

母も父も存在しない

 

それでいて父と母は

あらゆる音の背後に

いつも潜んで充満している

 

あなたは父と母から生まれたからだ

 

 
 

 
 
 
 
父と母は肉体にあらず

 

父も母も

永遠の存在

 

あなたが永遠であるように

 

しかし

名前を持つあらゆるすべてが

愛という音でつながっている

 

愛はすべてを結びつけるのりだからだ

 

愛なしに

何も生まれなかったからだ

 

タケシ

それは愛に仮につけられた名前

 

サトシ

それは愛に仮につけられた名前

 

みんな一つなんだ 
 
 
 
 
 
 
 
みんな一つ

 

でも

それじゃあ物語にならない

 

光と闇がなきゃ

僕たちは学習ができない

 

それはそうと

僕たちは愛の音を見つけなきゃならない

 

愛の音

 

それは

都会のビルの喧騒にかき消される

 

欲望の喘ぎ声にうずもれる

 

幸せを求める醜い嘆きに隠される

 

愛の音

 

たー

けー

しー

 
それはどこから生まれた?

 
あなたから生まれた

 
 
 

 
 
 
あらゆる幻想の音をかきわけて

ハートの中心の音だけを聞け

 

ハートの中心は場所ではなく

単に今ここの別名だ

 
台風の中心では何も起きていない

 
それと同じように

今この瞬間

何も起きていない

 

それが愛の音の男性性的観点から観た描写

 
女性性的観点から観たら・・・

愛の音は

花の香りと同じだ

 
花 と その香りは別のものではない

それでも

花の形よりも

花の香りの方が

より花を精妙に言い表している

 

香りはどこからやってきのか?

 
その故郷が

あなたの故郷

 
愛なんだ

 
 
 
 
 
 
 
あなたは愛なんだ

 
人生で起きる全ては

たった一つ

それを教えるためだけにある

 

学びましたか?

 
自分が本当は誰なのか?

 
あなたは学びましたか?

 
地球学校は学校だから

学んだ後は必ずテストがやってくる

 

わかったか?

わかったっていうなら

じゃあ証明してごらん!って

 
そのようにして

人間の私と

人間ではない私は

一つに融合される

 

たったこれだけのために

僕たちはこの地球にいる

 
あなたは愛なんだ

 
誰が何と言おうと

これは変わらない

 

あなたは愛なんだ

 

 

 

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