相手の機嫌をとってしまう
あるクライアントさんの話です
お父さんにあることを言わないで欲しいと頼んでいたというのに
「お父さんから聞いたよ〜」と家族から言われたということ・・
そこでお父さんに
「なんで妹に言ったの?
言わないでって言ってたでしょう?」と言うと
「俺は言ってない!」と逆ギレされ
お父さんの怒りにふれることになりました
つい「ごめんね」と謝ってしまったというのです
これは女性によくありがちです
自分に全く非がないことでも
相手が怒ると
つい『私が悪い』と思って 謝ってしまう
これで一瞬は場が収まりますが
後からきっとモヤモヤしてしまうでしょう
「本当に私が悪かったのかしら・・」
「怒らせないためには
どんな言い方をしたらよかったのだろう?」
「私が言いたいことを言ったらダメなの?」
いろんな思考が湧いてくるでしょう
これは結局何をしているのか?というと
相手の感情の責任をとりにいっているのです
相手と自分の境界線ができていない
と言ってもよいでしょう
(ブログやメルマガで何度もお伝えしていますが)
相手が怒ったとしても
あなたが悪いのではありません
私たちの体には
『感情の貯蔵庫』と呼べるものがあります
この貯蔵庫が もし「怒り」がいっぱいだとしたら
ちょっとしたきっかけで
人は怒ってしまうものなのです
そういう意味で
たとえあなたがきっかけになったとしても
相手が怒るのはあなたのせいではありません
しかし
これは逆もまたしかり
相手の言動によって
あなたの中に怒りがメラッと湧くのだとしたら
これもまたあなたの感情の貯蔵庫から湧いてきたのです
この貯蔵庫に溜まった感情というのは
子ども時代からの蓄積になります
なので
インナーチャイルドの癒しというのは
非常に大事なのです
人によっては
「寂しさ」を溜め込んできたことでしょう
違う人によっては
「恐怖」や不安を溜め込んできたことでしょう
この感情の貯蔵庫が空になっていくほどに
あなたはちょっとのことでは動じなくなっていくのです
そうなってくると
パートナーシップは安定してきます
相手の感情の責任を取りに行かないように
気をつけましょう
または
これをやっている自分に気がつく
ということからはじまる人もいるかもしれません
それでもOKです
自分が何をやっているかに気がつくことによって
だんだんとそれが止まるでしょう
「あ 私のせいかな」
「私が悪い」
「ごめんなさい」と思うそのとき
相手にベクトルを向けるのではなく
自分が何を感じているのか?
と自分自身に意識を向けてあげましょう
あなたが取り組むべきは
他人の感情のことではなく
自分の感情の貯蔵庫のお掃除です
どうしても相手の感情の責任をとってしまう
相手の機嫌を取りに行ってしまうのであれば
そこにもインナーチャイルドの寂しさがあるでしょう
そこを見つめて癒さない限り
相手に合わせてしまう癖はなくなりません
もう一度言います
あなたが見るべきは
相手ではなく 自分自身なんです
あなたの愛の旅路に
祝福がありますように
光平
自分の感情の責任をとるとはどういうことか?
感情についての理解を深めましょう
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floweringセラピー®協会代表 ツインセラピスト
21歳年上のパートナー陽子と、ツインセラピストとして真実の愛を伝えている。今ここにある真実や愛を広く伝えたいというアツい想いで活動中。独自の世界観にファンも多い。元高校英語教師。
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個人ブログ 『あなたはだぁれ?』