愛か～
愛
愛
そうだよな～
愛
俺はもうちょっと歳とったら
愛おじさんとか呼ばれちゃうかしら？（笑）
まあ
とにかく愛だ
で
どうやったら
愛に目覚めるか？
どうやったら目覚めるか？
っていう話なんだけど・・・
座って
瞑想してアレして
修行したらば
目覚めがやってくるんじゃないかって
そんな風に最初人は思うんだ
俺も昔はそう思っていた
そして熱心に瞑想していた
でも
実際は
そうじゃなかった
確かに
瞑想はいいもんだ
役に立つ
マインドのさざ波が
ピーンと静まる
遠くの山をウリ二つ映し出す
穏やかな湖面のように
それはいいことだ
特に思考人間にとっては
思考やエゴが自分じゃないんだって
深めるのに必要なものだ
でも
意識の成長の
最後の一押しは
いつも
愛だった
例えば
両親
いつも俺がバカやってても
決して俺を見捨てなかった
今も
「アカンかったら帰ってこいよ」って
バカ息子に言う
そんなお父さんとお母さん
OSHOアシュラムで
俺が何度ミスっても
ウソついても
「君が悪いんじゃないんだ」って
俺をやさしく抱きしめてくれた
売店の店長サマロハ
ワークショップの途中で
もう面白くないから帰る俺に
「今ここにあることを人生の最優先事項にしてください」って
俺の目を見つめて言うレナード爺さんの瞳
そして、今
パートナーの陽子
最近、五十肩とやらで
夜中に痛い痛い！って起きるんだ
でも、俺は何にもしてあげられなくて・・・
っていう
そういうことが教えてくれる
愛
彼女は
人間として生きることが
いかに愛しいものかを
いつも俺に教えてくれるんだ
でね
そんな
いろんな人から手渡される愛の種が
ついに芽吹くのは
多くの場合
決まってだいぶ後になってからだった
準備ができたあるとき
湧き上がっては
愛が
涙となって
溢れ出す
うお～～って
胸が熱くなって
嗚咽とともに
涙が
溢れる
これは決まって
なんでもない時に
起きるんだ
そして、そのたびに
私は
愛されていたんだ って
これまでも
今も
そして、これからも
そんな気づきが
深くなる
そして、ある日
愛っていうのは
いつもここにあるんだ って
ガツンと
やってくる
それは
人の力では
決してコントロールできない
独特なご縁としか言いようがない
少なくとも
瞑想して
どこかに辿りつこう、辿りつこうって
頑張ってるときは
やってこない
準備のできた
あるリラックスした日に
静かにやってくるんだ
確かに
瞑想によって耕された土壌だったからこそ
芽吹いたものもあるとは思うけど
でも
瞑想だけでは
十分ではないんだ
愛の種は
人から人へと
手渡されるんだ
いろんな体験を通して
誰かが僕に手渡したのと同じ種を
僕もあなたに
ご縁あって出会うあなたに
そっと手渡す
よし
じゃあ、今日はここまで
成長の陰に
いつも
愛あり
最後に意識の殻を突き破るのは
愛なんだ
