ここにいよう
ここにいていいの?
いいんだ
ここにいて
どうしてここにいるの?
命は
今この瞬間しか生きられないから
考えているとき
僕たちはここにいることができない
過去を持たないで
今ここにいるとき
君は誰だろう?
男でもなく
女でもない
年齢もなく
お金もなく
病気もなく
地位も名誉もなく
ただここにいる
そんな君はだぁれ?
ただの命だ
今この瞬間に消え去った君
君は
今この瞬間そのものだ
今ここにいるとき
君は君という感覚を失っている
君が消えて
ただ静寂があるんだ
その静寂の中で
君と僕はひとつだ
ひとつと言うのもおかしなくらい
ひとつだ
真実はいつも
ここにある
ここ が 真実だ
今
それが唯一存在するものだ
今この瞬間にないもの
それは全て幻想なんだ
今ここにいるとき
どこにパートナーがいるでしょう?
パートナー?
それはマインドの産物
幻想なんだ
いい悪いではなく
リアルではないという意味において
見事にそれは幻想だ
愛するべき幻想だ
幻想っていうのは
悪いもんではない
でも
もし君が目覚めの道を行くのなら
何が幻想で
何がリアルなのか
知らなくてはならない
リアルなのは
今
この瞬間だけ
こんな話
頭は寂しがるだろう
はじめはそんなもんだ
でも
今この瞬間だけが真実っていうのが
君の細胞に染み渡った日には
これがどんなに安心することか
まざまざと明らかになる
今この瞬間
それは
いつもここにあるんだぜ
在る
これはいつも
ここに在るんだ
在る はいつも
ここに在る
君 が 在る そのものなんだ
なんで僕がこんな身もふたもない話を
くどくどしてるのか?
今ここ
それが
ゲームの終わりだから
まだゲームを終わらせたくない?
もしそうなら
僕の言葉は不要だ
でも
もしゲームはもう十分だ!って
君が叫ぶほど情熱が満ちているのなら
このシンプルすぎる真実が
ハートに響く
全ては見事にもう終わっているんだ
今
この瞬間
終わっているんだ
そして
今この瞬間
全てがはじまる
この平安たるや
絶句だ
終わりと始まりが出会う場所
父と母が出会う場所
空と大地が出会う場所
君と僕が消え去る場所
それが
今ここだ
それは
時間の一点というより
透明な広がりといった感じだ
見事に醒めている
ある側面からそれを見ると
それは
空と呼ばれる
反対側からそれを見たらば
それは
愛と呼ばれる
今度それを上から見たらば
それは
光だ
下から見たらば
命だ
これが今ここの
4大アスペクト
今ここにいるとき
君は誰でもない
人間でもない
自分が誰なのか
きれいに分からなくなる
わかる必要もなくなる
ただ在る
それで十分なんだ
誰が在るのか?
それは知ることができない
在るが在るんだ
それでも
人間は続いてゆく
車輪は急には止まらない
でも
在る っていうところに目覚めた日には
人間としてのあり方が
完全に変わってしまう
自分の人間としての楽器にそぐわないことを
無理に自分に強いることはなくなる
たとえていうならば
目の前のコップを
君がコップとして扱うように
人間としての自分を
それにふさわしいように扱う
ここにいようよ
ここに
本当にひとつになりたくないの~?
ホントもう頑張らなくてもいいんだぜ
頑張りたいなら頑張ったらいいけど
それは選べるんだ
いつ目覚めるのか
選べるんだ
求めることをやめるんだ
自分を変えようとするのをやめるんだ
手に持っているタバコの火を消すんだ
そしたら終わりだ
GAME OVER
to be continued?
それも好き好き
ああ
空気がうまい
アイシテルゼ
君を
愛してる
マインドの中から出ておいで
愛はいつも
ここにあるから
愛と祝福をこめて
光平