神様
どうして僕を
こんなふうにつくったんですか
そんな叫びが聞こえてきそうな
Human nature
それでも神様は言うんだ
君は完璧だ
どうして
こんなにどこにいっても
頭ぶつけちゃうんですか?
神様は言う
その痛みが
愛を教えてくれるんじゃないかって
どうして
こんなにうまくいかないんですか?
神様は言う
だから
調和を学ぼうっていう気持ちになるんじゃないかって
どうして?
どうして?
そうやって切実に問う衝動が湧き上がることそのものが
すでに恩寵の表れじゃないかって
神様は
応えるだろう
神様
どうして僕を
こんなふうにつくったんですか?
どうして僕は
間違いを犯すんですか?
どうして僕は
完璧になれないんですか?
どうして僕は
愛する人を傷つけてしまうのでしょう・・・
それは
エゴの叫びだ
人間一人ひとりの内側で
愛を希求する
エゴの叫び
エゴとは何か?
あなたに宿る人間性のこと
あなたの中の人間性が
神性に
愛を乞う
神は
許す
許して許して許して許す
間違いがなくなるまで
許し続ける
君は
何度でも
何度でも立ち上がる
あきらめることはできない
神から意図的に背を向けた君は
意識的に帰り道を歩かなくてはならない
ゆえに
ラッキーはなく
棚からぼた餅はありえない
裏切った分だけ
一歩一歩戻る作業だ
そうだ
遠い昔
君は自分の意志で立ち去った
そして
愛する故郷が沈むのを
胸をはりさけながら見送った
だからこそ
君は自分の意志で帰ることができる
Human natureを癒しながら
ひとり帰り道を歩く
Everything
I borrowed from you
God
ありとあらゆる全てが
私のものでは
なかった
肉体
思考
感情
霊性
ことごとく何一つ
私のものではない
私がやっているという
何というエゴの傲慢よ
もう誰も彼も消え果てて
寄せては返えす
波の色
音はずっと
ここにありき
音の中に
誰がいるのか?