運命の橋を渡れ

 

生きる

というか

ここに存在する

っていうのは

ものすごいエクスタシーだ

 

祝福されているんだ

 

ここにいる

っていうのは

 

存在しているんだ

君は

 

呼吸が

君のところに運ばれてくる

 

こんな美味しいものはない

 

愛されているんだ

 

 

 

 

愛されているからこそ

旅に出よう

 

誰も向かったことのない方向へ

 

そうだ

私になる

 

君はたった一人しかいないんだから

君が君を生きることは

誰も歩いたことのない道

 

だから

生きることは

本当に冒険なんだ

 

冒険ではない人生は

息をした死人だ

 

息をしている人がみんな生きているわけではない

 

生きる

それは

まだ誰も歩いていない道を歩くということ

 

挑戦なんだ

 

昨日より今日

前生よりも今生

足踏みして踏み出せなかった

あの一歩を

ついに踏み出す瞬間

 

それが今だ

 

 

 

 

踏み出すのは怖い

 

そう

怖い

 

何が怖い?

 

傷つきたくない

 

失敗したくない

 

苦しみたくない

 

慣れた道が安心だ

 

そうだ

過去何度も歩いた道は

さぞ安心だ

 

しかしそこに

生きた心地があるのだろうか

 

あるのならいい

 

しかし

安心して死ぬ道のなんと多いこと

 

危険な生きる道のなんと細いこと

 

それでも

 

それでも

いつかは渡る橋だ

 

遠くから眺めて眺めて

ときどき近くまできて

途中まで歩いて

やっぱり引き返して

それでもいつかは渡り切る運命の橋だ

 

 

 

 

どうして生まれてきたの?

 

生きるため

 

あなたにとって生きるとは?

 

どんなとき

あ~、生きてる!って感じる?

 

そんな瞬間がいくつあったろう?

 

全然ない人もいる

 

それでも

過去を超えた瞬間

必ず生が見つかる

 

それはいつもここにある

 

しかしときどき

つらさを伴う

 

慣れ親しんだ過去を切り離すのは

脱皮のような

のたうちまわりたくなるような

そんな痛みを伴う

 

そして

エネルギーが戻ってくる

 

古皮に回して続けていた分のエネルギーが

ちゃんと君本体に戻ってくる

 

そして君は

ここに出てくる

 

君は誰だろう?

 

今この瞬間

君は誰だろう?

 

それを生きるために

君は今ここにいる

 

 

 

愛とエールをこめて

光平

 

 

 

リトリート in 八ヶ岳・清里高原

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