お花を見よ
何が見えるだろう?
お花が見える
その向こうに何が見えるだろう?
それがあなただ
そんなふうに
あらゆるものが鏡だ
木々、壁、ビル、アスファルト、風、太陽
そして人間
しかしお花からはじめるのが優しい
お花は何のために咲いてるのだろう?
あなたの気を引くため?
まさか
たとえあなたがそっぽを向いても
お花は花を咲かせることをやめたりしない
一体どんな力が働いているのだろう?
外側の環境がなんであれ
上へ上へと伸び続け
たとえ上に伸びれなくても
下へ下へと根を張り続ける
人間にひっこ抜かれ捨てられるその瞬間まで
決してして成長することをやめない
どんな力が働いている?
その同じ力が
壁が崩れない力となり
太陽が動く力となり
あなたのハートを動かし
あなたをあなたたらしめる
かくして
僕たちは子宮の中にいる
この肉体が子宮だ
成長して
自然と花が咲く
人間がガーデニングをするように
あの神様という命の源が
僕たちをガーデニングする
はい、君はここ
君と君は一緒にここ
君はおひとり様
旬が過ぎたから君は移動!
これから花咲く子はこっち!
なんか楽しそうだね
しかし僕たちが植物と違うのは
自由意志を持っていること
お花の道は
たった一本
バラはバラになるしかない
僕たちは選ぶことができる
本来命としては
私は私になるしかないのだから
本当は道は一本
しかし、寄り道し放題
道から外れては誰かを傷つけ
自分を傷つけ
Destructive!
だからこそ
お花を見よ
迷ったときほど
お花を見よ
命の鏡は
内なる命を教えてくれる
人間みたいに説教くさくなく
しかし絡んでこない分ちょっと冷たく
凛としながら
お花はお花のやり方で
おなたをよく助くる
花の命短し
それでも
お花は決して死なない
それはいつもあなたの中に
お花を見よ
その向こうに
あなたは何を見る?
本当の自分自身を見つめ続けるあなたに
愛と光をこめて
光平