魂の食べ物 愛

 

人はパンのみにて生くるにあらず

 
魂の食べ物は

 
しかし

肉体人間としては

いわゆる食べ物を通しても愛をとりこむ

 
毎日お母さんがご飯を作ってくれる

それは

愛を食べている

 
ありがたきことだ

 
子どもにとって

お父さんお母さん大切な人が

近くで黙って見守ってくれている

っていうのは

愛を食べている

 
安心だ

 

僕はここにいていいんだ

っていう安心

 
それを

親から無形の愛として

お腹いっぱい食べる

 
そしたら

その子はまた誰かに愛を与える人になる

 
 
 


大人になった今

目の前に一見お父さんお母さんはいないように見える

が しかし

今も

愛なる食べ物があなたに与えられている

 
いついかなるときも

 
今この瞬間

 
愛が

あなたを流れている

 
それは静寂の一番奥

私はここにいるっていう

その奥の奥に

静かに流れるそれ

 
私はここにいるっていう

そこに

深く深く入っていくんだ

 
本当に君はここにいるんだ

 
 


その

私はある っていう

それを支えているのが

理屈ではない 愛 

 
知的な理解ではなく

本当に全身全霊をかけて感じよう

 
なぜなら

愛ほどの実在はないから

 
あなたの肉体は朽ちる

 
愛しき人は去りゆく

 
それでも

あなたがここにいるっていう

それを支える力は何なのか?

 
絶え間なく

呼吸が運ばれてくるっていう

その背景を

そっと感じるんだ

 
肉体をもって

あなたと私が出会うことができる

そこに流れる力を

優しく感じるんだ

 
つまり

あなたは誰なのか?

 
この演劇の一部始終を

必死に演じているあなたは

一体全体誰なのか?

 
 


空が清々しく美しい

 
木々のそよめきが優しい

 
太陽の光が温かい

 
今この瞬間が

あなたにオファーするものを

そっと感じる

 
すると

あなたは本当にここに存在するものを知る

 
そして
あらゆる苦しみが
そっと溶けていく  
 
 

 
優しい愛の流れが

あなたのハートを
いつも満たしている

 
今ここにいよう
 
本当にここに
 
愛は
呼吸よりもずっとあなたの近くに
 
愛は
あなたの手足よりも
ずっとあなたの近くに
 
地上の天国を生きるあなたに祝福をこめて

光平

 

 

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