君になれ~心ある道を往く~

 

心ある道

 

心ある道だ

 

歩いているだろうか?

 

心ある道を

 

それは

道半ばで倒れても悔いのない道のこと

 

たとえ連れがいなくても

たった一人でも

この道を往くんだ

そんな道

 

 

 

 

あなたが

もし本当にあなたになったらば

道は必ず一本になる

 

それまでは

ホントもうたくさんの道が目の前にある

ように見える

 

俺にはいっぱい可能性があるんだぞ~って

あれもいいな

これもいい

何にだって俺はなれる

その気さえあれば~って

アハハ~って

暮らしている

 

それはそれで楽しい季節

 

それは

自分の色を知るまでの話

 

君は一体

何色なんだろう?

 

生まれ持った本質的個性には

それ特有の色がついている

 

いろんな色を外から眺めて

うんうん どの色もいいよね!って

選ばないで傍観しているうちは

実際にその色を生きたときにしかわからない味わい深さ

そしてその色特有の苦悩なんて知るよしもない

 

 

 

 

 

心ある道

 

それは

決して

楽しいことばかりじゃない

 

よくある誤解が

本当に好きなことをして生きたら

楽しいことばかりなはず っていうやつ

 

それはまだ

歩き出していない人の言葉

 

本当に好きなことをしてごらん

 

必ず君は壁にぶちあたる

 

そして苦悩する

 

心ある道

それは

楽しいことばかりだから歩くんじゃない

 

楽しかろうと苦しかろうと

もうそれを往くしかないんだ

 

いつまでものらりくらり逃げていたら

大切な女一人も愛せない

猫の子一匹も育てられない

お花一輪

守り抜けない

 

 

 

 

過去生からのライフパスの流れは

君が歩くべき道を確定させてしまう

 

後ろから迫り来る滝の流れは

いくらふんばっても

いつかは押し出される

 

本質的個性を生きるのは

延期はできても中止はできぬ

 

プロレスラーはプロレスラー

音楽家は音楽家

教師は教師

 

俺の親父がよく言っていた

学校を途中でやめていった生徒の顔が忘れられん

 

俺もそうだ

 

 

 

 

 

君は何者だろう?

 

君は何色だろう?

 

もちろん

君は光だ

愛だ

命だ

 

でもそれはそれとして

目に見える世界を認める目としては

君は君特有のドラマを生きる

 

ドラマを破り捨てようとするのも

一つのドラマだ

 

君は君自身から

決して逃げることはできない

 

君になれ

 

そしたら必ず

同じように自分を生きている人に出会う

 

赤は緑と助け合う

ターコイスはコーラルと助け合う

 

どうして神様は

無色の光をさまざまな色に分割したのだろう?

 

愛を表現するため

 

どんな人にも

例外なく

その人にしかできないことがある

 

 

 

 

誰が君のかわりに

その寂しさを感じてあげられる?

 

誰が君のかわりに

呼吸をしてあげられる?

 

誰が君のかわりに

その道を歩いてあげられる?

 

歩けよ

 

歩くんだ

 

君はひとりじゃないから

 

愛は君をして歩かしめる

 

君が歩いているんじゃない

 

命が

君を通して

光が

たくさんの色を通して

愛を戯れている

 

この同時代を生きる君に

愛と祝福をこめて

光平

 

 

 

 

 

 

道は一本だ

歩いているそのとき

道なんてない

 

君になれ

 

 

 

 

 

 

 

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