お！
我が家も扇風機からクーラーになったか！
それが
君を幸せにするだろうか？
快適にはなるかもしれない
でも
肉体的な快適さが
そのまま幸せを生むだろうか？
テレビがブラウン管から
液晶になった？
それが君を幸せにしただろうか？
スペースシップで月に行けるようなった？
それで君は幸せになるのだろうか？
物質的な豊かさは
断じて君を
幸せにはしない
むしろ
君の状態を
際立たせる
幸せな者は
さらに幸せになり
不幸な者は
さらに不幸を感じることになる
もう必要なものは全て
全て
君は得てるんだぜ
いやいやいや
まだ彼女がいない？
まだあの資格を取っていない？
まだ一戸建てに住んでいない？
そうやって
頭は人参をぶら下げる
まだ君は足りないんだよ
そうやって頭は囁く・・・
ほら
あの地平線まで歩いたら・・・
歩けど歩けど
たどり着かない地平線
一体いつまで歩き続けるのか
これが
頭に騙されていることの
単純な描写
頭は
決して
君を
今ここにくつろがせはしない
頭
つまりエゴの手にかかったらば
何だってトリックになる
君を未来へと連れていく
トリックになる
さあ
まだ覚醒体験が来てないじゃないか？
瞑想しよう
修行しよう
そうやって
覚醒だって
エゴのトリックに使われる
エゴにしたらば
君はまだ十分じゃないんだ
ここ にいてもらっちゃあ困るんだ
旅が終わっちゃあ困るんだ
言えば何だって
トリックになる
それでも言おう
今ここには
全てがある
もしくは
今ここには何もない
ここには
得るべきものは
何もない
エゴがまた言うでしょう
何もない？
それじゃあ生きていけないよ
エゴはよく勘違いする
「私が」何かをしているおかげで
生きているんだと
そうじゃないんだ
今ここにあるとき
君から
命は
流れ出すんだ
命は
すでに
あまりに
流れているんだ
エゴが
何かを
しようとしないとき
その流れが
自然と
君を通じて
流れ出る
君は
すでに
完全なんだ
完全と言うのも
手遅れなくらいの
超
超超
完全なんだ
でも
それは
発見される必要がある
頭でそれを納得させることはできない
さあ
君は完全なんだぞ
君は完全なんだぞ
そうやって納得させることはできない
頭に完全に騙されるほど
君はバカじゃない
学習する必要があるんだ
一枚
また一枚と
今ここを覆っているカバーを
取り外す必要があるんだ
それは終わりは来るのか？
エゴは聞くでしょう
来るんです
でも
いつ終わるのか
コントロールすることはできない
「あなたが」
終わらせることはできない
終わらせたい！
そんな「あなたが」
いないとき
終わりが訪れる余地が生まれる
ゆえに
手放す
ということになる
自分以外の
もっと大きなものに
委ねる
そういう感覚が
必要になる
でも
エゴが
頑張りすぎていたり
傲慢になっていたらば
それは起きない
ありゃあ
これはますます無理だな・・・
そんな考えさえも
手放すんだ
それでも
今
この瞬間も
君は運ばれている
君を包み込む
より大きな流れが
君を運んでいる
本当に
本当に
本当に
何も心配いらないんだ
ここに
安心がある
今ここ
それが
すなわち
安心である
真の安心は
幸せは
外側の条件に左右されない
それは
いつも
ここにあるんだ
あなたの旅の終わりを
祝福しつつ
光平