命のオーケストラへようこそ

 

命はたった一つ

たった一つの命が

鳥をして歌を歌い

君をして歌を聴く

 

命はたった一つ

たった一つの命が

草をして花咲かせ

君をして花を拝む

 

命はたった一つ

たった一つの命が

彼をして言葉を話し

君をして言葉を聞く

 

 

 

 

その言葉が

ハートから湧き上がる命から生じるとき

頭から出たのとは全く違うテイストを帯びる

 

人間はその違いを熟知する必要がある

 

内なる命 愛から言葉が発せられたとき

その音声の裏地には静寂が流れている

 

それは言葉を話しているのに

まるで言葉を話していないかのようだ

 

言葉は単なる器となり

美しい命の音楽が奏でられる

 

そうだ

命は

よく音楽を奏でる

 

鳥 虫 雨 風

自然は天上の旋律の写し

 

そして君も同じ

 

内なる命とつながっているとき

君は自然と全く同じく

命の音楽を奏でる楽器となる

 

 

 

 

鳥の歌をよく聞こう

風の声と一緒にここにいよう

 

余計な言葉を話すより

自然の音や静寂と仲良くなろう

 

すると

鳥を歌わせているのと同じ根源が

君をして何かを言わせる

 

その声は

まるで風のよう

 

内なる世界で流れている純粋な思考の流れが

風となって外に流れ出る

 

そのとき人は

言葉を越えてよくあなたのことを理解する

 

命はたった一つだから

 

たった一つの命が言葉を話し

たった一つの命がそれを聞く

 

それでいて

それぞれの個別化した命には

それぞれ尊い役割があって

一つとして同じ楽器がない

 

壮大なオーケストラ

 

今この瞬間

君は楽曲に参加しているだろうか?

 

 

 

 

まずは素晴らしい聴衆として参加しよう

 

今この瞬間は

一つの交響曲

 

その周波数に入り込んだとき

どうか眠りこかないように

 

繊細な音楽の

まずは素晴らしいリスナーとなろう

 

聞けば聴くほど

体の細胞に染みて

今度はあなたも練習したくなる

 

静寂の音を出したくなる

 

最初はきっとゆっくり話すことになって

ちょっとぎこちなくなる

 

でもそのうち慣れてきて

一定のテンポで

言葉の裏に静寂を織り込むようになる

 

これはとっても素敵だ

 

どんどん引き伸ばされた今に滞在するようになる

 

そして

どんな周波数の音をキャッチするのか

そして出すのか

自ら選ぶようになる

 

これは極めて実用的な話

 

どんな世界を選択して滞在して

表現して生きるのか

選ぶようになるっていう話

 

あらゆる世界が

今この瞬間

無数に存在する

 

もちろんそのアクセスを導いてくれるのが

たった一つの命

 

あなたのハートを今も動かし

同時に風を吹かせ 鳥を鳴かせている

たった一つの命

 

だから

委ねよう

 

君の楽器にふさわしい楽曲が

いつもここに用意されているから

 

 

 

 

愛と祝福をこめて

光平

 

 

 

 

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