久遠に続いていく君へ

 

風は吹く

鳥は鳴く

君はどうだろう?

 
川は流れる

星は輝く

君はどうだろう?

 

 

 

君はず~っと続いていく

終わりなく

ず~っと

ここにいる

 
頭は最初この手の話が嫌いなものだ

終わりが来てほしいんだって

心底願っている

それだけ辛いのだな

こんな状態が終わらないのかと思うと

嫌で嫌で

早くゲームオーバーが来て欲しいのだそうな

 
実際のところ

終わりがないというのは

常に豊かさが与えられるといったふう

 
苦しみは

今この瞬間に属するものではない

 
今は

終わりがくるような質のものではない

 
終わりも始まりも

頭の中だけのもの

 

 

 

しかし結局のところ

頭が逃げたいのは

自由意志の法則

 
右に行くのか

左に行くのか

あの人がいいのか

この人がいいのか

選ばなくっちゃいけないこと

 
選択することからは

決して逃げられない

 
人間としての約束の中に

自由意志の責任が含まれている

 
根本的には

闇の方にいくか 光の方に進むか

この決断が大きい

 
そして

これがエゴが嫌なところだ

 
はっきり言って

エゴはこっちが光だと言って

平気で君を反対側へプッシュする

 
それがエゴの性質なのだからいたしかたない

 
しかしそれが君を強くしてくれる

 

 

 

エゴはとってもトリッキーだから

人間の力だけでは

越えていくことができない

 
しかし

道に迷って右か左かわからなくなってしまったとき

ある匂いがやってくる

 
懐かしい匂い

もしくは花の香りが

どこからともなく漂ってくる

 
助け舟だ

 
君が決断できるようにと

ある兆候がやってくる

 
花の香りが君を直接救ってくれるんじゃない

あくまでも

君の背中を支える役割だ

 
花の力は偉大だ

どんな風にあおられようと

誰かに踏んづけられようとも

またにょきにょき伸びて

必ず花をつける

 
そんな叡智が

倒れそうになる背中を

そっと支えてくれる

 
何もない部屋の中で

どうして香りがやってくるのか?

 
君のハートからやってくるんだ

 

 

 

花はいつもここにあって咲いている

 

君がその花だ

 

石は佇む

雨は降る

君はどうだろう?

 

日は昇る

光は進む

君はどうだろう?

 

 

 

君が花に愛と祝福をこめて

光平

 

 

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