君が
灯りだ
君が
灯台なんだ
君パワースポットたれ
確かに
ある季節においては
外側の灯りは必要だ
外側のパワースポットは大事だ
なぜなら
君の可能性を見せてくれるから
眠れる種は
大木を見て
未来の自分を夢に見る
でも
ある時期に来たらば
外側の灯りを手放さなくてはならない
外側の灯りは
あくまでも借り物なんだ
君のもんじゃないんだ
外側の灯りは
君もこうなれるんだ！
ていう姿を君に見せてくれた
外側のパワースポットは
君もここまで来れるんだ！
って
君の波動を高めてくれた
でも
いつまでも
それにしがみついていたら
君は一生自らの灯りに気がつくことがない
自灯明
じとうみょう
それはブッダさんが臨終の際に
アーナンダさんに言ったとかいう言葉
「俺はもう君とはお別れだ
これからは
君自身が
灯りとなって
自らを導きなさい」
自灯明
現代語で言うならば
君パワースポットたれ
君が灯りなんだ
つまり
自立しなさい
ってことでもある
君はもう自分の足で立てるでしょ
ってやつだ
いやいや私はまだまだです
まだ松葉杖が必要です
そう言い張るのなら
きっとそうなのだろう
外側の灯りを手放す許可は
誰も出すことができない
君以外には
外側の先生がいたら
確かに楽だ
先生に従っている限り
教えに背かない限り
僕は正しい
安全だ
でも、そしたら
いつまで経っても
君は仏教徒
いつまでもキリスト教徒
一体いつブッダになるのでしょう
一体いつキリストになるのでしょう
ブッダさんは
君を仏教徒にして支配したかったわけじゃない
一時安心して成長するためのシェルターを与えたとしても
それを檻にして閉じこめたかったわけじゃない
キリストさんだってそう
かくして
ルターさんは教会を飛び出して
修道女を連れ出し結婚
自分の人生を生き出した
灯りは君の内にある
いつまでも外の灯りに頼るから
迷いの輪から抜けられない
君はそんなにみっともないのか？
大人になるんだ
自分の足で立つんだ
君パワースポットたれ
君が灯りで
君を照らせ
君が光り出したらば
誰かが必ず寄ってくる
君から灯りをもらいに寄ってくる
しばらくこれを使いさないって
手渡すんだ
でも、用が済んだら捨てなさい
いつまでもしがみついていたら
私が吹き消しに行くからって
自灯明
君の内に全てがある
だって
君が真実なんだ
君が愛なんだ
煌々と輝く灯りとなれ
どうやって内なる灯りを見つけるのか？
君が君になったとき
君がすでに灯りである
いけ！
今が生きるにふさわしいときだ！
とっくに君は死んでいる
生も死も手放して
ここに在れ
君の命を生きるんだ
そしたら君は
死ぬことのない命を発見する
君
パワースポットたれ
愛と祝福をこめて
光平
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今年こそ
素直な自分で生きたい方
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