陽子のこと

辛さを堪えた27年前のわたし

陽子

 

桜の季節ですね

桜をみたら思い出す出来事があります

 

もう27年も前の話・・

 

長男が生まれて2ヶ月が過ぎたとき

元夫が胃癌であることが発覚しました

 

それもかなりの進行したもので

急ぎの手術が必要であることを本人より先に知らされて

 

がーーーーん

 

世間は桜をみて嬉しそう

訪れた春にみんな幸せそう

 

なのにわたしはどうして・・・?

 

と 恨めしく桜を見あげていました

 

 

 

 

念願だった庭のある家に住めて

子供が生まれて

 

そして この出来事って・・・

 

当時 スピリチュアルなことも

今ここにあることも 何も知らないわたしでした

 

病気の進行に 混乱はしたけれど

涙は見せませんでした

 

昔から わたしはそうだったな

 

大変なことが起きるほどに

冷静になっちゃうみたいな・・

 

こんな時こそわたしがしっかりしなきゃ!

が発動してしまう

 

そしてそれを見せてくれるかのように

元夫が私に言った言葉

「しっかりした嫁さんでよかった」

 

ここからわたしは

感情を抑えていくことになりました

 

 

生後数か月はまだまだ手伝って欲しい時

 

それでも「手伝って」と言えない

 

息子の成長をともに喜びたくても

自分の身体のことで精一杯の元夫は 耳を傾けない

 

そんなすれ違いも

「彼は体がしんどいから仕方ないんだ・・」

と自分に言い聞かせて 

 

寂しさを我慢していたんだと 今はわかります

 

病気から回復して数年が過ぎても

お互いの関係性はそのままでした

 

せっかく元気になったというのに

まったく幸せを感じられなくなっていたのです

 

でも お互いそこを見ないようにして

本音をぶつけることもなく過ごしている

 

その結果

話す言葉も見つからなくなって

会話しないで過ぎていく毎日を 何年も過ごしてしまいました

 

ある日「離婚したい」と思っている自分に気づいてしまった時

 

もう 自分を誤魔化せないところに来ていることを

ようやく自覚したわたしです

 

それからが大変でした

 

 

7,8年話しをしていなかったので

お互いに話せません

 

昔は話せる相手だったのに

いつの間にか「俺に言うことに従え」というような空気ができていました

 

話をしても

「お前が悪い」と言われるばかり・・

 

そして わたしは自分を責めるという負のループに陥っていました

 

 

それも全部

自分の中の罪悪感を映していただけ

ってことが今ならわかります

 

 

いろいろこんがらがって

いろいろ傷つけあって

 

そこからの自立は大変だったけれど

 

すべて 

『今ここにある愛』に気づくための

貴重な学びでした

 

 

 

 

 

感情を我慢しすぎると

言いたいことがわからなくなる

 

自分が言いたいことがわからないと

何を話しても 伝わらない

 

相手や周りを思いすぎると

自分を大切にできなくなる

 

そして

うまく生きられない自分を責める・・

 

 

もし今のあなたが

そうやって追い込まれているのなら

 

ちょっと立ち止まってみてくださいね

 

そしてまずは 自分を責めることをやめましょう

自分を責めても何もいいことはないんです

 

あなたは悪くない

 

むしろ

あなたは傷ついているんです

 

それをわかってあげてください

 

 

人は自分が痛んでいる時

それを感じないようにするために 自分を責めます

それは本当はさらに辛いことだというのに・・

 

もし追い込まれて

こんがらがっちゃったなら

誰かの助けを借りてくださいね!

 

自分一人で耐え抜いてなんとかしようとすることに

もう降参しましょう

 

わたしも人の助けを借りてから 現実が進みました

 

一人で頑張ってしまう方にとって

離婚は『人の助けを借りる』という学びもあるのかもしれませんね

 

誰かが分かってくれる日を待っていたら

人生は終わってしまうから

 

まずは 傷ついた自分の気持ちに寄り添って

心が元気を取り戻せるように

自分を愛しましょう

 

辛い時はご相談くださいね♡

 

 

 

 

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