今この瞬間 それが君だ

 

老人も

 

子供も

 

犬も猫も

 

 

 

病人も

 

金持ちも

 

貧乏人も

 

みな平等に持っているもの

 

 

 

それが

 

今この瞬間

 

 

 

ただ

 

それは

  

持っているモノ

 

とは言えなくて

 

実際は

 

今この瞬間が 君だ

 

 

 

自分のことを

 

肉体的な命に過ぎない

 

なんて思い込んでいたらば

 

あんまり腑に落ちないかもだけど

 

 

 

今この瞬間が

 

君なんだ

 

 

 

 

 

 

永遠とは

 

時間的な側面から見た

 

君の横顔

 

 

 

逆サイドから君を見たらば

 

無と呼ばれる

 

でも

 

この無は

 

いわゆる人間の言う

 

「ない」という感じというよりも

 

無が無で満ち満ちている

 

そんな豊かな感じ

 

 

 

ただ

 

これは言葉で話すような

 

概念的な意味を持たないので

 

「在る」について語る方が

 

健全だ

 

 

 

 

 

  

今ここに在る

 

これは

 

愛の道だ

 

 

 

存在への

 

愛が芽生える道だ

 

 

 

カップがここにある

 

お花がここにある

 

空がここにある

 

 

 

存在を祝福することは

 

結局は

 

自分自身を祝福することになる

 

 

 

 

これは宗教ではない

 

宗教は

 

あなたにこれを信じなさい

 

とやること

 

 

 

僕は

 

君にこれを頭で信じて欲しくない

 

同時に

 

疑いもしないでいて欲しい

 

 

 

君自身の目で

 

確かめて欲しい

 

 

 

一瞬一瞬

 

今ここに在る選択をしたならば

 

ゆくゆくは明らかになる

 

 

 

今ここに

 

神秘が眠っている

 

 

 

一枚

 

また一枚と

 

ベールがゆっくりと剥がされ

 

知ることになる

 

 

 

君の姿を

 

 

 

それは

 

いわゆる言語を通してやって来るものではない

 

自分自身を知るのに

 

どうして外側の言葉がいるだろう

 

 

 

ただ

 

知るんだ

 

 

 

そのとき

 

内側と外側の区別が消える

 

 

 

 

 

 

 

この瞬間が

 

君だ

 

 

 

言葉が流れてくる

 

 

 

誰が

 

これを話しているのだろうか?

 

 

 

誰が

 

これを聞いているのだろうか?

 

 

 

聞く人と話す人

 

区別する心は

 

今は昔

 

 

 

 

この瞬間

 

この瞬間が

 

在る

 

 

 

君が今ここにいる

 

僕も今ここにいる

 

君と僕は

 

この瞬間そのものだ

 

 

 

これは

 

頭のための言語ではない

 

 

 

これは

 

招待状だ

 

 

 

 

 

  

たとえ君が

 

どんな姿になったとしても

 

今この瞬間は

 

君とずっと一緒だ

 

 

 

君が

 

今この瞬間なんだ

 

 

 

君よ

 

旅する命よ

 

 

 

愛と祝福をこめて

 

光平

 

 

 

 

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