いいお母さんでいられない罪悪感

先日 書類の整理をしていたら

古いアルバムが出てきました


息子たちの姿から推測すると 18年前のものです


今やわたしが見上げるくらいの彼らですが

写真では つぶらな瞳で見つめているし

一生懸命生きている!


そんな愛らしさが全開でした


かわいかったなー

 

たまたま次男が家にいたので


「これ 可愛いでしょ~」

と見せると

「おぉ これほんまに俺か?!
 おかん 変わってへんな」


  (そんなわけないでしょ と内心思いつつ   笑)


と 本人も嬉しそう

 

 

でも・・

当時のわたしは

自分の中のいろいろが大変で

子供とちゃんと一緒にいることができませんでした

 

そして どうしていいのかわからず 考える日々

 

いい母親でいられないことが

辛かったっけ・・

 

 

 

floweringセラピー®で自分を見つめていく過程では

 

幼い頃 我慢してきた

親への怒りや悲しみを 感じることになるのですが

 


その際 

「自分も母親として 子供たちにひどい事をしてきた気がします」

とおっしゃって 涙される方が多いです

 

わたしも同じ気持ちでしたから

よくわかります

 

母親であることは

妻である以上に 責任を感じてしまうものですね


「いい母親でいなきゃ」


そう思いながらも 

子育ては大変で 理想通りにはいきません


感情的になったり
優しくできなかったり
時に 手が出てしまったことがあったり・・


そんな自分を責めながらも 

どうしたらいいのかわからない

 

 

母親とて怒りたくて怒るわけじゃない

 

いろいろが精いっぱいすぎて

助けてくれる人もいなくて

辛かったのですから


どうぞこれ以上 自分を責めないでくださいね

 

 

そんなあなたの心中を知らない人が

心ない言葉をかけてきて 傷ついた事もあったでしょう

 

子育て中のお母さんに

もっと優しい社会になって欲しいなと願います

 

 

 

 

母親も一人の人間です

いろんな痛みや感情を持っています

 

それなのに

「いい母親にならなきゃいけない」というプレッシャーは

とても重たいものです

 

 

 

そして 辛そうな様子のお母さんを見て

子供は心配します

 

「おかあさんをたすけてあげたい」

「ぼくがいけないの・・?」

小さな胸を痛めることでしょう

 

 

こんな風にして同じ体験を

親子は受け継いでいってしまいますね

 

 

いい母親になるよりも まずは

自分のことをわかってあげてくださいね

 

自分の中の傷ついた存在を 

愛してあげることができたなら

子供にも同じように 愛で接することができます

 

言い換えるなら

あなたの中に 傷ついたチャイルドがいるから

つい子供に辛くあたってしまうのです

 

自分を責めないで

あなたの幼い存在を見てあげてくださいね

 

そして感情をコントロールできるようになりましょう

 

 

幼い頃 甘えたくて甘えられなかったなら

子供を甘えさせてあげることは難しいです

 

自分が失敗を許されてこなかったのであれば

子供にも完璧を求めてしまいます

 

でも そんな母親のことはお構いなく


子供は全力で欲しいものを訴えてくるから

苦しくなっちゃいますよね

 

 

 

 

親の責任ってなんでしょうね

母親ってなんでしょうね

 

「こうあるべき」という母親の理想像を

頭の中につくりあげて

自分自身を苦しませていませんか?

 

これは 親としてだけではなく

子供として 自分の母親をみるときにも

同じように起きています

 

お母さんが 自分にとっての

理想のお母さんでなかったことを

いくつになっても責めている方が多いこと。。

 


わたしが思うことは

親子として出会っていても

それぞれが 自分の課題を持って

生まれてきているということです

 

あなたを母親として選んだのは

その子が越えたいものを 学べるからでもあるのです

 

子供とて 助けすぎない

 

母親も一人の人間として 

怒ることもあれば 泣くこともある

 

欲しいものを求め 

自分らしく生きようとする存在である

 

そんな姿を見せることが

何よりの人間教育ではないかと思います

 


そして 

あなたオリジナルのお母さんでいてくださいね

 


あなたが望む家族の形を

子供やパートナーに打ち明けながら

一緒につくっていけばいいんです

 

自分の中の理想に苦しまないで

あなたは あなたらしくいてくださいね

 

 

実際母親が悩むほど 子供は気にしていないようです

 

わたしも離婚を体験していますから

「子供が可哀想」 という罪悪感がありました

それを息子に打ち明けたところ


「可哀想なんて思わんといて! それは子供に失礼や」

と息子に言われました

 

わたしがわたしでいることが

息子たちにとっては 何よりのポジティブな影響になると

今ならわかります

 

 

 

 

子供はお母さんが大好きです

だから 安心して そのままでいてください

 

あなたが自分を生きるとき

あなたの子供が自由に生きることを

見守れるようになります

 

自分を生きる姿を

子供に見せてあげましょう

 

それがなによりの 希望と勇気になります

 

 

でもあなたの中に傷ついたチャイルドがいる限り

母と子という役割から

自由になることは難しいですから

 

まずは 自分を癒してあげましょう

 

するとあなたは 

あるがままの子供の存在を

愛せるようになるでしょう

 

そして

母親としての自分のことも 

許せるようになるでしょう

 

 

それは同時に

あなたのお母さんの中の痛みを

わかってあげることも意味しています

 

「お母さんも辛かったんだね」 と

素直に愛が湧いてくるでしょう

 

 

こんな風にしてあなたが繋がる

親と子

3世代に癒しが起きてくるんです

 

自分が自分を癒すことは

とても奥が深いことですね

 

 

 

 

先日 養成講座生のTさんが 

息子さんが落ち込んで辛そうにしているので

セッションをしたそうです

 

息子さんの中の

「おかあさんを助けてあげられない」

そんな自分はダメなんだ・・

という悲痛な声を

母が鏡になって解放してあげることができました

 

その後 彼は急にやる気が湧いてきて

歌が歌いたい! と

自己表現するようになったというのです

 

素敵ですね!

 

その息子さんの姿は 

1年前のお母さんの姿に重なります

彼女も同じように

「お母さんを助けなきゃいけない」という思い込みに

苦しんでおられたのです

 

自分が癒えたなら

周りの人を本当の意味で

助けることができるようになっていきます

 

 

親と子を越えて

一人一人が自由な存在として

尊重し合い

応援し合っていける社会になりますように❤

 

 

 

らぶ

 

陽子

 

 

 

 

 

 

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