一人の女としての幸せ

5月はバラの季節ですね
あちこちのお庭でバラが美しく咲いているのを目にします

バラは女性性のシンボルです

香りも女性性をかきたててくれます
実際 バラの香りは女性らしさを出してくれるホルモンの分泌量が
アップしてくれるといいます

ということで今日は『一人の女として』というテーマで
書いてみたいと思います


うまくいかないパートナーシップは
女性の心を重たくしてしまうものです

人に打ち明けられない気持ちもあるでしょう

一人悩みセッションに来られた女性たちが
最後に口にする言葉

それが
「一人の女性として」 
という言葉です

「一人の女性として 大切にされたかったです」
「一人の女性として 愛されたいです」

と涙ながらに打ち明けてくださいます

日頃 気丈にしている女性の内側に秘めた切なる願いです

わたしも40代はそういう気持ちがあったので
よくわかります

女で生まれてきたのだから
『女の幸せ』を体験したいと憧れますよね

女性として当然の願いだと思います

でも『女の幸せ』って
いったい何を意味していたんだろうと今となっては思うのです

女は何があったら 女性として満たされるんだろう?

あなたが頭の中で漠然と描いている
女の幸せってどんな形ですか?



一人の女として・・・ という言葉に続くのは

「一人の男性から大切に愛されたい」

そんな願望でしょう

女性は一人の女性として生きる前に
「女の役割」を家族の中で背負ってしまいます

いい子は いい妻 いい母になっていく

家事をして当たり前
嫁だから夫に従って当り前

「働いていないのだから俺の言うことを聞け」

酷い言葉ですが 実際にクライアントさんから聞く言葉なんです

周りの人から「男の子だったらよかったのに・・」
そう言われた育った女性も多いです

いまだに家の中で男尊女卑の扱いを受けている女性が
たくさんおられます

(都会から離れて 地方に行くほどその傾向は強いようです)

こんな環境で10年、20年 耐えていたなら・・
一人の女性として大切にされたい って思いますよね

役割で見られるのではなく
誰かの○○ではなく

一人の人間として ちゃんと存在したい

そんな切なる願いを持つものです
 


社会的役割がある男性には
ちょっと理解ができないかもしれませんが

社会との接点がない時 
女性は自分が何者かがわからなくなっていきます

充分に家庭で役割をこなしていても
何も価値のない存在のように感じてしまうんです

「自分が消えても誰も困らないだろう・・」
そんな考えも頭にちらつく時もあるでしょう

たとえ 仕事があったとしても
職場では女性性を消さなくてはいけない事の方が多くて
自分が男になってしまったような寂しさを
女性は感じます

女性としての私はどこで満たされるんだろう・・・

そんな悲しさも湧きます

だからバリバリ仕事をしている女性でも
「一人の女性として」 愛されたいと願います

「一人の女性として生きる」というのは
女性の永遠のテーマかもしれないですね

 

女性として愛されていない寂しさを
男性に満たしてもらおうとすると
恋愛への依存が起きてしまいます

不倫を体験している女性も多いです

家庭では満たされないものを 
家庭の外で満たしてくれる男性がいることの幸せ

それはそれで幸せな瞬間かもしれませんが
ここが落とし穴になってしまいます

セクシャリティは満たされるかもしれないけれど
心の寂しさは 結局はこの関係性では満たされることはなく

むしろ 寂しさはより募ることになるでしょう

いっぱい傷ついた結果

実らない関係では
一人の女性として満たされることはないんだと知る事になります

一人の女性として満たされたいのなら

それを男性に対して求めても無理なんだということを
受け入れなきゃいけない日がいつかはやってくるでしょう

女性として大切にされなかった寂しさや痛みを
自分自身がちゃんと見るしかないんです

そうしないと 
パートナーシップで傷つくパターンから抜け出せません

「愛してくれない人を追いかけてしまう」
その癖に気づかなきゃですね



愛してくれないのに どうして求めてしまうんでしょうね?
 
ここはいろんなテーマが潜んでいます
過去生との関連、魂の癖もあります

自分に正直に見つめましょう
 
愛されたい思いが強いと
エゴはいろんな戦略を使います

例えば
「この人には私がいなきゃダメなんだ」という思い込み
「私が助けてあげる」的な(間違った)親切
「彼が可哀想」という(間違った)共感

そうやって 相手の人生の責任を代わりにとることで
いつか自分に振りむいてくれる日を待ってしまいます

女性はつい 相手の為・・とやっちゃうのですが
これは本当に相手には(特に男性には)伝わっていない優しさです

男性にすれば そんな事頼んでいないと言うでしょう

それは本当は優しさではなかったということに
自分が癒されたなら気づくでしょう

そんな戦略をエゴが立ててしまうのには
根深い『劣等感』が潜んでいます

「私は一人では生きていけない・・」という無力感

「彼(男)には逆らえない」という諦めもあるでしょう

自分にはパワーがないと思い込んで長く生きてしまったから
一人で生きられる自信がなかったり

男性のパワーが怖かったり

ここは痛みとも関係してるところなので
そんな自分がいたとしても責めないでくださいね

あなたの女性性が深く傷つく体験が
魂の旅のプロセスであったのです

たとえば レイプ
たとえば 虐待

長い歴史の中で 女性が男性の道具になったことは数々あります

でも今はそうじゃない

この意識をしっかり持って
自分の中に残っている 「恐怖」や「怒り」を健全に昇華しましょう

一人で辛い方は解放のサポートをしますので ご相談ください



過去の痛みを持ち続けていると
同じような出来事を引き寄せてしまいます

これは相手を変えても同じことになっちゃうのです

痛みが自分の中にある限り
優しい人だと思って付き合っても
なぜか 暴君的なところを引き出してしまう・・

わたしも実際 元夫と残っている課題を
光平から見せられています

それを体験すると
原因は相手じゃないんだな 
見るべきは自分自身なんだなと腑に落ちるのです

そしてさらに深く見ていくと
今の自分の課題が 両親の間に起きていたこととそっくりであることに
クライアントさんたちは驚かれます

「彼の言っていることが お父さんが同じです」
「母が父に嘆いた気持ちがよくわかります」

このカラクリがわかると

気づいた自分がこれを越えていくしかない!

家族のカルマはここでストップするんだという
しっかりとした決意が芽生えます

その時女性は 強くなれますね



実際 女は強いです
決して弱くないんです

間違った思い込みで
女性は弱くてダメだと思い込まされてしまっただけです

男性の方が寂しさが強く
絶対な物との繋がりが弱くて 恐れているのを感じます

女性自身が自分をしっかり認めて
肯定できる力を育てましょう

女性として傷ついてきた人は
どうしても 自己否定が強いです

私なんて魅力がない
私なんて可愛くない
私なんて愛されない・・

そう思っている限り
一人の女性としての幸せはやってきません

だって自分が自分を卑下しているのですから
幸せがやってきても受け取れないのです

女性自身が持つ劣等感や自己否定を
ちゃんと癒しましょう

被害者の人生で諦めていたなら 誰も助けてはくれません

自分を満たせるのは 自分だけです

自分が欲しいものを自分で体験する!
というコミットができたとき
あらゆるものを引き寄せるパワーがあなたに宿ります

女性は本来
愛のパワースポットなんです

でも 女としての幸せを男性に求めている時は
そのパワーを相手に明け渡してしまいます

だから 自信はいつまでたっても持てないんです

愛は 本当は誰かに依存するものではないのです

本当の愛に繋がりましょう


本当の愛に繋がった女性は美しいです

内的魅力が溢れています

どうしたって肉体は衰えます
でも内的魅力はそうじゃない
進化しつづけるでしょう

愛に繋がった女性は

自分に合わないものを知っています
自分は何が欲しいのかを知っています

誰かに媚びずとも
自分のために存在しています

そうなっていったとき
「一人の女性として愛されたい」
そんな気持ちを忘れていることでしょう

その代わりにあなたを大切にしてくれる人が
周りにたくさん存在していることに気づけるでしょう


わたしの場合
一人の女性として愛されたかった40代
一人の女性として自分を大切にしたかった50代

女性としての幸せは外側に求めても
それは満たされることはなく

今ここに在る愛を生きることと
一人の女性としての幸せは一致しないのだと分かった時

バリバリといらないものが剥がれ落ちていきました

今まで何を求めていたんだろうって目が覚めました


愛ならどうする?

この数年はこの問いかけを自分にしながら
エゴを励ましてきました

女性のモデルが少ないから自分に合ったものを
自分がつくっていくしかない

そんな気持ちでずっと生きています

モデルがないのはけっこう大変ですが
それでもそんなわたしを応援してくれる人たちがいっぱいいることは
とても助けになっています

ありがとう


60才を越えた今
わたしは「一人の女性として」という言葉を
わざわざ使う必要はもうないかなと感じています

どうしたって わたしの中には女性性があるのだから
それは誰がなんと言おうと揺らぎのないもの

女であるがゆえの どうしようもないところや
できないことを受け入れつつ

やっぱり 女でよかったなと
女である適当な自分が好きです

ゆらゆらしながら
世界の美しいものを愛でながら
愛を生きられたなら

それで幸せだなって思います


あなたはどうですか?

女であることが幸せでしょうか?

もしそこに 迷いがあるのなら
間違ったものを愛だと 自分だと 思い込んでいるのでしょう

そんな勘違いを解いて 楽になってくださいね

3月発売の音声『女性が自立するために』が参考になると思うので
1週間の期間限定で再販します
よかったらお聞きください↓
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一人の女性として
心から納得できる人生を生きましょう

男性にはわからないことがいっぱいあります
それでいいんです

あなたがあなたをわかってあげること
幸せを他者や環境に依存しないこと

それは可能です

女性が笑顔でいることが 周りを幸せにします

自分が笑えるように
あなた自身が支えてあげてくださいね

一緒に頑張りましょう♡



らぶ

陽子





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