寂しさ‥ ぽっかり空いた穴の正体

 

女性にとって自分の中の「寂しさ」との付き合い方は
大きなテーマになります

恋愛に臆病になってしまうのも
逆に 恋愛に依存してしまうのも

根底には 一人の寂しさが辛いという理由があります

またいろんなことを頑張っているのに
胸にある「ぽっかり空いた穴」がなくならない・・
 
そんなご相談も多いです
 
ぽっかり空いた寂しさを感じたくなくて
スケジュールを埋めて忙しくしたり お酒を飲んだり 仕事に没頭したり・・
 
でもそれは 寂しさを回避しているに過ぎなくて
ぽっかり空いた穴は埋まりません

寂しさを避けていると 逆にどんどん寂しくなるものです

わたし自身 過去ぽっかり空いた穴がありました
それを癒やすために自分と向き合ってきました

その体験から そして多くの女性クライアントさんと接する中で
寂しさについてわかったことがあります

それは『寂しさは何層にもなっている』ということです

順を追ってお話ししますね


1.一人の寂しさ

 

まず最初に気づく寂しさは 感情的な寂しさでしょう

誰もわかってくれない
誰からも優しくされない
誰も一緒にいてくれない

人生ひとりぼっち・・ 

そんな『一人の寂しさ』です

人は一人の寂しさを感じることを避けるために
いろいろな行動をしています

人から嫌われないようにする
相手を喜ばせようとする
人の期待に応える為に無理をする
イヤを言うことを我慢する

書き出すときりがないくらいに
周りの反応を気にして行動する動機は

寂しさの回避 ということになるでしょう

回避している限り 残念ながら寂しさはなくなりません

むしろ 寂しさが助長されるような出来事が続いて
あなたの中にある寂しさを見るように促されるでしょう

自分の中にある寂しさに気づくこと
それが寂しさを癒やす一歩ですね

気づいたならその寂しさと向き合って
『感じる』段階へと進めます

2.寂しさと向き合う

わたしたちのメルマガでは「寂しさ」は人がいてくれるから
埋まるものではないことをお伝えしています

「寂しさを埋めるために誰かと付き合おうとは思いません」
そういうメールもいただきます
賢い選択ですね

寂しさを埋める恋愛は 最初は楽しくてもだんだんと
寂しい者同士の自我のぶつかり合いになってしまい

愛へと発展することが難しいでしょう


では「寂しさ」に気づいたならどう向き合うか?

わたしたちがお勧めしていることは『感じる』ことです

ただこれも簡単ではないですね

だって寂しいのですから
感じることは最初は一人ではできないものです

その為の一歩として理解していただきたいのは

その寂しさは 今のあなたのものじゃない ということです

幼い頃のどこかで押し込めた寂しさです

お母さんが いつもイライラしていてちゃんと自分を見てくれなかった
お父さんが怒ってばかりで 家の中で安心できなかった

幼い子どもにとって家の中が安心できないことは
とても辛く 寂しいものです

でもその寂しさを言語化することも 感じることも
まだできない年齢だったのです

どうにかごまかして 自分の中に押し込んで
いい子を演じることを頑張ってきたわけです

そう思うと 幼い自分が感じていた寂しさを
わかってあげたいと思いませんか?

寂しさと向き合うとは
幼い頃の自分を知るということです

わかってあげたい そんな優しさを自分に向けてあげましょう

3.ぽっかり空いた穴の正体

幼い頃の自分に気持ちを寄せて感じていくと
寂しさはだんだんなくなっていきます

完全に0になるというよりも
寂しさがあっても気にならなくなる感じですね

寂しさをサインにして 自分を知り愛することができるとわかるので
寂しさを恐れなくなります

そんな自分になれたとき
自分の中にある『ぽっかり空いた穴』とちゃんと向き合えるようになります!
 
寂しさを恐れているうちは
避けたい気持ちが勝ってしまって

自分の中の空虚さや どうしようもない痛みを見ることが
できないんですね

でもその空洞に気づけているのなら とても素晴らしいことです

意識の進化
愛への入り口です


『ぽっかり空いた穴』は
大いなるものと切り離された痛み ともいえます

魂はみんな一つであることを どこかで知っています

でも生まれてきたとき バラバラになったことで
「みんなと一つになれない!」 そんな悲しみを抱えます

そこに強烈な痛みを覚えるんです

かつてあった あの絆は・・ あの繋がりは・・ どこ?!

魂の叫びに似たエネルギーがそこにはあるでしょう

魂の嘆き 魂の痛み・・ そんな感覚かもしれません

それを体験することは 誰のせいでもないのです
誰が悪いわけでもないのです

それが 肉体を持って生まれる という意味です

痛みを覚悟の上で あなたは生まれることを選択した
勇敢な魂なのです


4.ぽっかり空いた穴を埋めるために

『ぽっかり空いた穴』
その空洞を知ることは「寂しさ」を感じるよりも
レベルは高いことでしょう

たしかな今ここの安心がないと越えられません
それなりのコミットが必要ですね

そしてさらに難易度が高いのは
この穴は 感じるだけでは癒せないもの ということです

『ぽっかり空いた穴』それは言い換えるなら 
自分を生きられない寂しさ 
です

自分らしく生きられないことは 人を寂しくさせます

役割を背負うことで 自分以外の何かにならなくてはいけないこと
本当にやりたいことが 何だかの理由でできないこと

こんな風に自分の心と反する生き方をしている限り
自分を生きられない寂しさがつきまといます

いくら仕事で頑張って成果を出したとしても
素敵なパートナーがいても
心から喜べないのなら・・

それは 自分の心に何か嘘があるからでしょう

みんなと一つであることを体験するために
自分を消す その方法は辛いんです

私が欲しいのはこんな毎日じゃない!
自分をもっと表現したい! そんな叫びはないですか?


この段階になると癒すというよりも
何かをつかみ取るような強さが必要です

癒やす、愛する というような女性的アプロ―チではなく

決める、行動する、切り捨てる といった
男性性を発揮することで越えていくものになるでしょう



ここまでお読みくださって ありがとうございます

あなたは今どの段階におられるでしょう?
まずは自分の今を知って 優しいところから向き合ってくださいね

いつまでも寂しさに怯える必要はないんです

寂しさは怖いものではないということを
知っていただけるだけでも 光が見えてくると思います

光に向かって歩きたいのにあるけない時
ネックになっているのが寂しさを避ける気持ちでしょう

寂しさを避けようとせず 立ち止まって自分の中の寂しがっている存在を
見てあげてください

すると何かが変わります

寂しさを愛せるようになったなら 女性は強くなります

誰かに依存しなくても
かといって 一人で片意地をはることもなく
安心して過ごせるようになります

そして 寂しさが癒えてもまだ残る
ぽっかり空いた穴ががあるとしたら・・

それは「もっと自分を生きたい!」という魂の叫びです

あなたが本当にやりたいことは何ですか?

これをせずには死ねないということは何でしょう?

人生いつかは終わります

本当の自分で生きることを怖がらないで
一歩踏み出してください

その先に開ける未来があることを

それを体験したくて生まれてきたことを思い出しましょう




そして最後に・・

このプロセスは生きている限り続くでしょう

一歩踏み出す
一生懸命生きる

でも しばらくするとまた
『ぽっかり空いた穴』を感じるかもしれません

たとえあっても落胆しないでください

何かまだmissingなものがあるというサインです

成長したがっている命のサインです

それは何だろう?

と自分を感じてください
より深い願いに繋がっていきましょう


『ぽっかり空いた心の穴』は
あなたが何をするためにこの地球にやってきたのかを 
教えてくれるセンサーです

いろんなことを体験しながら『本当の願い』を知っていきましょう


最初は自分のための願いの実現から

そしてだんだんとあなたが満たされるほどに

周りの誰かのために 社会のために これをする

そんな想いへと進化していくでしょう

わたしもそのプロセスを日々歩いています

自分を感じながら
今この瞬間の声を聴きながら。。


一緒によりよく生きていきましょう


 
らぶ

陽子

 

 

 

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