「男の人に言いたいことが言えません」
そんなお悩みをよく聞きます
そんな方をセッションしていると行き当たるのが
「男の人が怖い」という体感です
女性の多くが「男性が怖い」と感じています
それゆえに 自分の気持ちをハッキリ言えなかったり
相手に判断をゆだねてしまったり
「黙って従ってしまう」ということが起きているようです
そして その行為の下には
男性よりも女性は劣っている
そんな「女性の劣等感」があります
クライアントさんたちと話していて感じる
女性が男性に抱く劣等感について 今日は書いていこうと思います
先日のセッションで
「男性が怖くて委縮してしまうんです」 とご相談を受けました
怖さだけではなく
「私が言うことは 男性にとって価値がない」
「男性の意見にはかなわない」
男性に劣等感があるとも仰いました
男性と一緒に働く職場では
女性の意見が尊重されない時もあるかもしれませんね
仕事に対する考え方やアプローチは
男性と女性では 正反対だったりもします
男性は正しさを重んじますし
女性は調和を大切にするでしょう
女性は男性のように 論理的に物事を考えるのが苦手です
理詰めで説明されたり
理論的な説明を要求されたら
委縮してしまうのも 当然だろうなと思います
これは決して
女性が男性に劣っているということではなく
女性と男性の違いでしかないんです
論理的に考えられなくても
女性は共感力が強く 女性がいるだけで
花が咲いたようにその場が和むようなエネルギーを持っています
もっと自信をもってくださいね!
女性が男性と同じになろうとすることは
とても苦しいでしょう
自分のなにかを削ったり抑えたりしなくてはいけません
そんな頑張りをするよりも
女性は女性らしい方法で
社会に参加できるのではないでしょうか
今 floweringセラピーでわたしがご相談を受ける
クライアントさんたちの親世代は 昭和の前半の方が多いです
つまり 女性(妻)は家を守り
外で仕事をしている男性(夫)を立てるべき的な
夫婦関係を見て育っています
仕事で毎日遅い父
子育てや家事を一人でこなす母
両親の和やかな会話はあまりなく
父が偉く 従う母
そんな姿を見て育つと 女は男より劣っているのではないかと
思ってしまっても致し方ないでしょう
幼い頃から 男性が上 女性が下
そんな刷り込みをされてきた結果
劣等感になっていることはあります
女は男の後からついていくべし となると
女性らしく社会で生きることに
イメージが持ちにくいですよね・・
「女性に優しい職場」という意識もずいぶん広がっているようですが
地方へ行くと 男尊女卑の傾向は今でも強く残っていると聞きます
立場における差別もあるようです
パワハラ セクハラ そんな言葉があっても
実際は後を絶たないですね・・
そんな中 日々頑張っている女性のみなさん
お疲れさまです
女性は女性らしく
その感性を大切にしながら 安心して生きられることを
わたしは願ってやみません
©Mary Magdalene
映画『マグダラのマリア』の中で
マリアとペトロが二人で伝道の旅にでるシーンがあります
イエスの言葉を伝えながら信者を集め
エルサレムに少しでも多くの人を導こうと
ペトロは急ぎ足で歩いています
サマリアの村に着きました
村は荒れ果てていて
村人たちは何者かに襲われ 瀕死の状態でした
そんな村人を助けようと マリアは水を汲みに行こうとします
ペトロはマリアを制して言います
「我々の手には負えない それよりも別の町に行こう
人々を集めなければ」
と先を急ごうとします
でもマリアは聞きません
水を汲みに川まで行き その水を息絶え絶えの村人たちに飲ませるのです
最期に水を飲ませてもらい 手を握られ
マリアに優しく見守れながら 亡くなっていく人は
穏やかな表情でした
それを見たペトロは
「君が行ったことは慈悲だった」 と
涙ながらに心を打たれたことを告白します
正しい行いとは何でしょうか?
信者を早く数多く集めることだ
それだけが師の言いつけに応えることだ 男性のエゴは思いがちです
でも目の前に苦しんでいる人がいれば
手を差し伸べ助ける事を 女性のエゴは優先するでしょう
それこそがイエスの教えなんじゃないかと思います
こういった 女性の『命』を大切にする感性は
とても尊いものです
これは当たり前ではないのです
地球で生きる上でとても大切な感性です
男性にはキャッチできないことを 女性は感受できます
劣等感を持つことなく 自分らしくいてください
©Mary Magdalene (ルーニー・マーラの美しさに惚れぼれ。。)
夢や理想をいくら大きく掲げたとしても
仕組みをつくって有名になったとしても
目の前にある小さな命に手を差し伸べる優しさがなければ
愛は現実のものにはなりません
夢物語で終わってしまいます
男性 女性 どちらもの力が大切です
女性の賢者もたくさんいたそうですが
文字で残っていないのは 女性らしいところかもしれませんね
後世に残すために体系化するのは 男性の得意なところでしょう
女性の感性
男性の知性
それぞれが協力できたとき
できることの可能性はどんどん広がっていきます
男性のようにはできないからと
引け目を感じていると 真の協力はなされません
女性は女性であることを 喜びとして生きましょう
女性が直観的にもっている善の心
命を育む母性は地球の宝物じゃないでしょうか
女性が誇りをもって愛を生きる姿は
とても美しく強いです
あなたが大切なものを大切にしてください♡
らぶ
陽子
わたしとパートナー光平と
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